JR幕張本郷駅　トイレ

幕張本郷駅概要

千葉県千葉市花見川区

JR総武本線の途中駅、幕張(まくはり)駅。このあたりは複々線区間であり緩行線と快速線が並走していますが、ホームがあるのは緩行線側(中央・総武線各駅停車)だけとなっています。

京成千葉線は乗り換えです。総武線津田沼～千葉間と京成千葉線の京成津田沼～京成千葉間はお互いの線路が割と近接していて両路線の駅が比較的近いところが多いですが、同一構内に両路線の駅があるのは幕張本郷駅だけです。

JR側の一日あたりの乗車人員は24,874人(2022年度)です。

JR側は1面2線のホームと橋上駅舎を有します。1981年10月1日に開業した比較的後発の駅です。同じく総武線の東船橋駅と同日の開業です。ちなみに京成千葉線側は約10年ほど後の1991年8月7日に開業しました。

JR総武線や京成千葉線における幕張新都心への最寄り駅となっています。

また駅前のロータリーからは津田沼駅、京成大久保駅、幕張豊砂駅(イオンモール幕張新都心経由)、海浜幕張駅行きなど多方面の行先のバスが高頻度で運行されています。特に海浜幕張駅行きのバスは2分～10分間隔の超高頻度で運行されています。しかも一部のバスは日本では数少ない連接バスでの運行となっています。

トイレについて

トイレは橋上駅舎内(改札内)にあります。

	小便器 (台)	和式 (台)	洋式 (台)	ﾍﾞｯﾄﾞ系	ﾍﾞﾋﾞｰﾁｪｱ	ｵｽﾄﾒｲﾄ	ｳｫｼｭﾚｯﾄ
男性用	4	―	3	×	〇 (ベビーチェア)	×	×
多機能	―	―	1	〇 (ベビーシート)	×	〇 (パウチ・しびん洗浄水栓)	×

男女トイレはそんなに古くはありませんが、多機能トイレはかなり古いです。内装が1980年代のトイレそのものです。

中央・総武線各駅停車だけが停車する駅としては比較的利用者が多いです。幕張新都心方面のバスや京成千葉線に乗り換える客も多いのでトイレの利用者も多いです。

当然、平日朝夕の時間帯は混雑していると思われます。

外観

スロープを登り切ったところに男女トイレが、スロープを途中まで登って右側に分岐したところに多機能トイレがあります。

男女トイレの出入口には段差がありません。

男性用トイレ

手洗場はTOTOのL120Dが2台の設置です。

小便器はTOTOのUS800C(E)が4台の設置です。

大便器個室は洋式3室の設置です。

そのうち2室はTOTOのC550SUが設置されています。

C550SUが設置されている個室のうち1室はベビーチェアがあります。

残る1室はTOTOのCS464M(CS465？)が設置されています。

この個室は10年位前の時点では和式でした。

多機能トイレ

1981年の開業時から設置されていたものと思われます。便器などは更新されていますが、内装は古いままです。

便器はTOTOのC516Pです。

便器付近には小型手洗器(TOTO　L570A)があります。

手洗場はTOTOのL270Dです。

多機能トイレ内にはオストメイト設備として汚物流し(TOTO　SK35)と単水栓があります。

乳幼児設備としてベビーチェアの設置があります。

室内は標準的な広さです。

洋式便器と汚物流しの間に以前の洋式便器の跡がありますが、以前は室内の中央に便器が設置されていました。

ハイタンクが設置されていた跡も残っています。

節水洗浄制御盤も残っていますが、現在は使われていないのではないかと思われます。

多機能トイレは便器が壁側に寄せられてオストメイト設備が独立したものが設けられたので以前よりも使いやすくなったことは確かだと思います。しかしどうせなら室内全体を改修してほしかったところです。

コメント

明るくてきれいなトイレです。そんなに新しくありませんが、きれいに管理されているので快適に利用できると思います。

しかし京成千葉線に乗り換えるなら京成側のトイレのほうがお勧めです。どうやらウォシュレットの設置があるようです。詳しくはこちらをご覧ください。

またバスで幕張新都心方面に向かう場合は駅前の公衆トイレを使うこともできます。ただしきれいではありませんが…。

隣の駅

中央・総武線各駅停車

(錦糸町方面)　津田沼　←　幕張本郷　→　幕張　(千葉方面)