【珍品】赤坂エクセルホテル東急 トイレ(現在閉館) - 御手洗い倶楽部

【珍品】赤坂エクセルホテル東急 トイレ(現在閉館)

宿泊施設トイレ
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概要

東京都港区

東京メトロ銀座線、丸ノ内線の赤坂見附駅の目と鼻の先にあった赤坂エクセルホテル東急。

東急グループ(東急電鉄系)のホテル事業を担う東急ホテルズ&リゾーツ株式会社が運営していました。

東急不動産赤坂ビル(旧:赤坂東急ビル)内に1969年9月13日に赤坂東急ホテルとして開業しました。またブランド再編に伴い2002年4月1日に赤坂エクセルホテル東急と名称を変更しています。

入居する建物との賃借契約終了に伴い2023年8月31日の朝食及びチェックアウトをもって営業を終了しました。

同じ建物内に東急プラザ赤坂がありますが、こちらは2023年9月18日現在、営業中です。

しかし公式な発表がないので今後どうなるのかはわかりませんが、結構古い建物であるので解体のうわさもあります。

営業末期の時点で東急不動産赤坂ビルのB1階、1階、3階~14階で営業をしており、

フロア構成は

B1階…駐車場

1階…エントランス、コンビニ(セブンイレブン)、フィットネスルーム

3階…フロント、赤坂スクエアダイニング(ホテル直営レストラン)

4階~12階…客室

13階…客室、宴会場

14階…赤坂ジパング スーパーダイニング(なだ万系)

となっていました。

客室の内訳通しては

客室の種類広さベッドの大きさと個数客室数
スタンダードシングル15㎡120㎝×195㎝、1台41室
スタンダードダブル22㎡160㎝×195㎝、1台72室
スタンダードツイン22㎡110㎝×195㎝、2台181室
スタンダードツイン(レディース)22㎡110㎝×195㎝、2台9室
エクセルダブル19㎡140㎝×195㎝、1台28室
スーペリアシングル19㎡120㎝×195㎝、1台35室
スーペリアシングル(レディース)19㎡120㎝×195㎝、1台7室
スーペリアダブル22㎡160㎝×195㎝、1台84室
デラックスダブル29㎡160㎝×195㎝、1台7室
デラックスツインA30㎡110㎝×195㎝、2台7室
デラックスツインB30㎡120㎝×195㎝、2台5室
デラックスツイン(レディース)30㎡120㎝×195㎝、2台1室
プレミアツイン46㎡110㎝×195㎝、2台6室
ジュニアスイート56㎡120㎝×195㎝、2台2室
スーペリアスイート45㎡120㎝×195㎝、2台1室
プレミアスイート81㎡120㎝×195㎝、2台1室

16タイプ、計487室の客室がありました。

トイレについて

ホテル管理のトイレはB1階、3階、13階に共同トイレがあったほか、各客室内にもありました。

また14階の赤坂ジパング スーパーダイニング店内にももちろんトイレがありましたが、客単価が高いレストランである上にフロア全体が店舗となっていたため、調査していません(どうやら多機能トイレがあった模様)。

B1階

駐車場階にあったトイレです。ここは男女共用でしたが、同じ階の東急プラザ赤坂側にもトイレがあり、そちらは男女別となっていました。

男女共用トイレ

手洗場はTOTOのL582系が1台の設置でした。

大便器個室1室(洋式)だけの設置となっておりました。

便器はTOTOのC480S、便座はTOTOウォシュレットP(TCF581W)でした。

3階

こちらは男女別の設置でした。ちょうどフロントと赤坂スクエアダイニングの間にありました。

男性用トイレ

手洗場はINAX(LIXIL)のL-555FCRSが2台の設置でした。

小便器はINAX(LIXIL)のAWU-506PRが3台の設置でした。

大便器個室は洋式2室の設置でした。

INAX(LIXIL)の「センサー大便器(09モデル)」BC-951SU(便器)+DV-155GU(機能部)が設置されていました。

2室とも個室内にはベビーチェアがありました。

13階

この階も男女別の設置でした。宴会場があったフロアでした。

男性用トイレ

手洗場はメーカー不明のものが2台ありました。

こんな感じの和食器みたいな質感でした。

小便器はTOTOのUS900JSが2台の設置でした。

大便器個室は洋式1室の設置でした。

TOTOの「ウォシュレット一体型便器GG3」CS825BPR(便器)+TCF9433(機能部)が設置されていました。

個室内にはベビーチェアがありました。

客室

客室によってトイレの種類が違いました。今回は3タイプの客室に宿泊したのでここで紹介します。

スタンダードダブル

この部屋は3点ユニットではありませんでしたが、その代わりシャワールームだけでバスタブがない部屋でした。

手洗場はTOTOのL700Cが設置されていました。

トイレのほうはTOTOの「ウォシュレット一体型便器」CS369B(便器)+TCF986/F(機能部)でした。

外観はTOTOの「ネオレストD」シリーズにそっくりですが、ここに設置されているのは違いました。リモコンの形状からホテル向けのウォシュレット一体型便器だと思われます。

シャワールームはトイレの横にありました。普通のシャワーのほかにレインシャワーもついていました。

水回り全景です。

この写真には写っていませんが、便器の手前に段差があって踏み外したり、バランスを崩したりで私的にはなかなか危険でした。

スーペリアダブル

こちらはスタンダードダブルよりも上のクラスのお部屋です。

こちらは3点ユニットになっていました。

【珍品】便器はTOTOのCU462PLが設置されていました。便座はTOTOウォシュレットUⅡ(TCF531C)でした。

CU462PLは3点ユニット向けの便器になります。3点ユニットの中でも比較的広いタイプに使われる傾向にあります。便座はエロンゲートサイズになっているので同じくユニットバス向けのCU461Lよりも高級機種ということになっています。

ちなみにCU462PLは壁排水式便器で、床排水式ではCU462Lというものもあります。CU462PLに関してはここのほかにも京王プラザホテルの一部客室にもあるのを確認しています。またCU462Lはザ・クレストホテル柏やホテルサンシティ池袋の一部客室にありました。

洗浄動画です。見てもらえればわかると思いますが、あまり流れ方がよくありません。勢いよく水が流れた後にゆっくりと水が引いていくので汚物が流れ切らないことがよくありました。ここのトイレだけでなく京王プラザホテルでも同じ現象があったのでおそらくこの便器自体の設計が悪いものと思われます(床排水式は問題なく流れました)。

手洗場はTOTOのLU553でした。

バスタブは足を延ばして入れるくらい広かったです。

エクセルダブル

こちらも3点ユニットでした。

【珍品】便器はTOTOのCU462PLが設置されていました。便座はTOTOウォシュレットUⅡ(TCF531C)でした。

手洗場はTOTOのLU553でした。

バスタブは足を延ばして入れるくらい広かったです。

コメント

閉館の3か月前くらいに初めて訪れたホテルでしたが、落ち着いた内装と居心地の良い部屋がなかなか気に入ってましたが、なくなってしまったのはちょっと残念です。

ホテルのトイレなので管理は行き届いていて基本的には清潔でしたが、3階のトイレは時間帯によっては使用者が多くて少し汚れ気味な時もありました。

古いホテルなので多機能トイレがありませんでしたが、同じビルに入居する東急プラザ赤坂の2階の多機能トイレを使うことが可能でした。また14階の赤坂ジパング スーパーダイニング店内にもあったようです。

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