福島県二本松市
本日はJR東北本線二本松駅のトイレの紹介です。
以前、この駅の改札外にはTOTOのC183Rという高速道路上のSAやPA以外ではなかなか見かけない和式便器があると紹介しましたが、もう9年前の情報なので現存しているのか確認しに行きました。
今回も改札内、改札外の両方を撮影しました。
改札内
1番線ホーム(福島方面行ホーム)にあります。ちなみに改札口はこのトイレの左側にあります。
左から多機能トイレ、女性用トイレ、男性用トイレの順に並んでいます。寒冷地だからなのか、それともトイレ内が狭いからなのか男女トイレともに入り口にドアが付いています。
外観は9年前の調査時と変わっていません。
点字案内板です。なぜか改札外のトイレの情報まで載っています。この案内板を見る限りだと女性用には洋式があるようです。
男性用トイレ
洗面所です。2010年調査時と変わっていません。TOTOのL250Cが1台です。
小便器はTOTOのUFS800C(またはUFS800CE)が2台です。こちらも2010年調査時と変わっていません。
大便器は1室です。洋式化されていました。便器はTOTOのCS464Mです。セフィオンテクトのシールが貼られていたので2012年ごろまでに洋式化されたと思われます。便座はウォームレットS(TCF116?)です。
多機能トイレ
便器はTOTOのC480Sです。便座は以前は普通便座でしたが、ウォームレットS(TCF116?)にグレードアップしています。
小型手洗い器もついていて、こちらはL570Aです。
洗面所はTOTOのL270D、ベビーシートはTOTOのYKA24Rです。
改札外
駅舎を出て右側にあります。例の便器があった場所ですが、9年前との変更点はあるのでしょうか?
入り口に点字案内板があります。以前来たときはこれはなかった気がします。
男性用トイレ
洗面所です。TOTOのL250Cが2台です。前回訪れたときは常にこの器具になっていましたが、一度交換されていると思われます。
小便器です。TOTOのU307Cが4台です。現在は個別洗浄ですが、以前はハイタンクによる一斉洗浄であったようです。(ハイタンクの取り付け跡が残っていました)
トイレの竣工時期から考えてみると小便器も交換されていると思います。ただし洗面所よりも前に交換されていると思われます。
大便器は和式3室です。TOTOのC183Rです。
3室ともこの便器が残っていました。ただし、一部に亀裂が入っていたり、経年による汚れがあったりとこの便器ももう長くないかもしれません。
【コメント】改札内のトイレはまだそんなに古くないので洋式化だけだろうと思ったら予想通り洋式化だけされていました。前回訪れてから2年くらいのうちに実施されていたようです。改札外のトイレはTOTOのC183Rがすべて残っていました。正直、経年的に改修されたのではないかと思っていました。また破損による取り換えや、洋式化で消失していてもおかしくはないと思いますので3つすべて残っていたのは奇跡だと思います。これが首都圏だったら洋式化の流れで確実に消えていたと思われます。
…だけど3室あるなら1室くらい洋式にしてもほしかったと思います。(狭すぎてCS510BMしか入らなそうだけど)
2010年冬頃の二本松駅トイレはこちら↓

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