【JR東日本】さいたま新都心駅 トイレ - 御手洗い倶楽部

【JR東日本】さいたま新都心駅 トイレ

京浜東北線駅トイレ
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概要

埼玉県さいたま市大宮区

国鉄大宮操車場や片倉工業の工場跡を再開発して生まれた町、さいたま新都心の街開きとともに2000年5月5日に開業したJRさいたま新都心(さいたましんとしん)駅。

官公庁の関東地方出先機関やさいたまスーパーアリーナ、商業施設「コクーンシティ」とさらに大手企業が所有する高層ビルなどの最寄り駅でもあります。

緩行線にあたる京浜東北線の他に中距離電車で上野東京ライン系統(上野、東京、品川を経由する列車)の宇都宮線や高崎線も停車しますが(普通列車のみ)、線路の配線の都合上、湘南新宿ライン系統(池袋、新宿、渋谷を経由する列車)はすべて通過します(ホームもありません)。

一日あたりの乗車人員は49,332人(2022年度)です。さいたま新都心の開発に伴って年々乗車人員は増加傾向にあります。またさいたまスーパーアリーナでイベントがあると駅構内がとんでもなく混雑します。

トイレについて

小便器
(台)
和式
(台)
洋式
(台)
ベッド系ベビーチェアオストメイト温水洗浄便座
男性用54
洋式1室
ベビーシート

洋式1室

パウチ・しびん洗浄水栓付背もたれ
ファミリー2(1つは幼児用)×××〇(大人用のみ)
多機能①1
ベビーシート

汚物流し、温水対応
多機能②1
ベビーシート

汚物流し、温水対応

さいたまスーパーアリーナの最寄り駅であり、イベント開催時はとても混雑するためか器具は多めに設置されています。

なお駅周辺はオフィス街でもあるので平日朝夕も混雑気味です。

また多機能トイレが2室とファミリートイレが1室と車いす利用者や親子連れへの配慮が手厚い印象です。

男女トイレ、ファイミリートイレ

こちらは改札を入って正面にあります。

ファミリートイレはもともと多機能トイレでしたが、2019年ごろにリニューアルされ現在に至ります。

点字案内板です。さいたまスーパーアリーナでのイベント開催時を中心に多くの利用があるためか器具数も多いですし、スペースも広めに確保されています。

男性用トイレ

男女トイレは2017年頃に改修されました。

手洗場はTOTOのL130DMが3台の設置です。

小便器はTOTOのUS900Rが9台の設置です。

大便器個室は洋式4室です。

一番手前の個室は簡易多機能個室になっています。
便器はTOTOの「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」(CS530P)、便座はTOTOウォシュレットSB(TCF6622P)です。またTOTOのパウチ・しびん洗浄水栓付背もたれ(EWCS800R)が設置されています。

竣工当初はウォームレット(TOTO TCF116P)が設置されていました。

簡易多機能個室にはフィッティングボード、ベビーシートと

ベビーチェアがあります。

他の3室は通常の個室です。

こちらも便器はTOTOの「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」(CS530P)、便座はTOTOウォシュレットSB(TCF6622P)です。

こちらは竣工当初は普通便座でした。

ファイミリートイレ

後ほど紹介する多機能トイレが2019年春頃に増設されて半年ほどはこちらのトイレも通常の多機能トイレ(開業当初から使われてたもの)でしたが、2019年の秋から冬頃にファミリートイレへと改修されました。

大人用の便器はTOTOの「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」(CS530P)、便座はTOTOウォシュレットPS2n(TCF5523YR)です。

子ども用の便器はTOTOの「キッズトイレスペース」のCS300B、便座は幼児用暖房便座(TCF40)です。

手洗場は大人用(左側)がTOTOのLS135DM、子ども用(右側)がTOTOのLS125DMです。

ファミリートイレ内にはフィッティングボードがありますが、ベビーシートやベビーチェアはありません。改修前の通常の多機能トイレ時代はベビーシートがありましたが、ファミリートイレに変更されてからスペースの都合なのか無くなってしまいました。

多機能トイレ、補助犬用トイレ

こちらは後から増設されたため、既存のトイレとは離れた位置にあります。場所は男女トイレやファミリートイレの左側、京浜東北線ホームに降りる階段付近です。

2019年春頃に増設されました。トイレになる前はここに何があったかは忘れました。

触知案内図です。多機能トイレが2室あるほか、補助犬トイレがあることが特徴となっています。

特に補助犬トイレはJR東日本としても埼玉県の駅としても初の試みではないかと思われます。

多機能トイレ①

こちらは補助犬トイレの隣にある個室です。

便器はTOTOの「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」(CS530P)、便座はTOTOウォシュレットPS2n(TCF5523YR)です。

便器付近には小型手洗器(TOTO L570A)があります。

このトイレは便器に座って右側の手すりが可動します。

手洗場はTOTOのL270CMです。

多機能トイレ①内にはオストメイト設備としてTOTOの「コンパクトオストメイトパック」があります。

他にはフィッティングボード、ベビーシート、ベビーチェアがあります。

多機能トイレ②

こちらは正面側にある個室です。

便器はTOTOの「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」(CS530P)、便座はTOTOウォシュレットPS2n(TCF5523YR)です。

便器付近には小型手洗器(TOTO L570A)があります。

このトイレは便器に座って左側の手すりが可動します。

手洗場はTOTOのL270CMです。

多機能トイレ②内にはオストメイト設備としてTOTOの「コンパクトオストメイトパック」、乳幼児設備としてベビーチェアに

ベビーシート、フィッティングボードがあります。

補助犬トイレ

室内入って正面に手洗い場(左側、TOTO L270CM)とTOTOの「パブリック用流し 壁掛けフチなしトルネード汚物流しパック」があります。

室内左側にはステンレスの流しのようなものがあります。

壁にはシャワーが備え付けられています。

コメント

あまり規模が大きい駅ではありませんし、利用客数も約10万人ほどと大宮以南の埼玉県内の駅としては特段多いとは言えませんが、トイレはすごく立派です。男女トイレに簡易多機能個室とウォシュレットの設置は最近のJR東日本では増えつつありますが、多機能トイレ2室にファミリートイレ、補助犬トイレなどはまだまだ多くはありません。特に補助犬トイレについては実験的要素がありそうです。なぜこの駅でこのような試みがはじめられたのかは分かりませんが、私なりに考えてみたところ、構内が広いことや実験的な要素を含んだ試みは利用客が多くもなく少なくもない駅で行われることが多い気がすることなどからこの駅が選ばれたのではないかと思います。

ちなみに現在のトイレに改修される前(2002年頃に見た時)は

男性用トイレ
手洗場 INAX L-176系×4台
小便器 INAX AWU-506のセンサー窓がないもの×10台
洋式  INAX C-5K(またはC-5U)×1室→2012年の時点ではC-5Rに交換済
和式  木村技研 スーパーカセット便器×3室→2014年頃に洋式化(TOTOのCS494Mになった)

多機能トイレ
洋式  INAX C-5K
手洗場 INAX L365系だったと思う
ベビーシート メーカー、品番ともに失念

こんな感じでした。小便器がAWU-506のセンサー窓がないものだったり、INAX器具がメインだったりする以外は当時のJR東日本の駅トイレとしては割と平凡な感じでした。
改修前のトイレは(多機能トイレを含む)大便器、小便器ともにハイタンク式でした(天井裏に隠してあったと思われる)。

隣の駅

  • 宇都宮線・高崎線(上野東京ライン系統)

(上野・東京方面) 浦和 ← さいたま新都心 → 大宮 (宇都宮・高崎方面)

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