トイレについて
このトイレは芝生広場に面した場所にあります。
| 小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
| 男性用 | 3 | ― | 1 | × | 〇 洋式1室 | × | × |
| 多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | 〇 | 〇 汚物流し・温水対応 | 〇 |
外観

緩いカーブによって建つ建物とその目の前の芝生が特徴的です。
このトイレは「横浜市公共建築100周年記念事業」の一つとして「根岸森林公園トイレ設計コンペ」が行われました。学生を含めた40歳以下の設計者が応募対象となって267組の応募がありました。そのうち5組が二次評価を決定する二次評価対象者に選ばれ、最終審査で見事に再優勝賞を獲得した甘粕建築設計事務所の「丘の小道」という作品が採用されました(そのほかの入賞作品はこちら)。
2022年5月に設計コンペが始まり、このトイレが完成したのは2024年12月と実に2年以上の歳月がかけられています。
一方でこのトイレの完成からしばらくしてここよりも北東側にあった別の公衆トイレが老朽化のため、廃止となっています(公園のトイレにありがちなプレハブ建築だったらしい)。
男性用トイレ

手洗場は男性用トイレの手前、半屋外のような場所にあります。
TOTOのL700Cが2台の設置です。
それぞれ高さが異なっています。右側は一般的な高さですが、左側は小さい子でも使いやすい高さになっています。

小便器はTOTOのUS900R(と思われる)が3台の設置です。

大便器個室は洋式1室(簡易多機能個室)の設置です。
TOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュタンク式」CS531Pが設置されています。

大便器個室内にはフィッティングボードとベビーチェアがあります。
多機能トイレ

TOTOの「コンパクト多機能トイレパック(コンパクト・バリアフリートイレパック)」が設置されています。
便器はTOTOのCS530P、便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2AK(TCF5841AUP)が設置されています。
便器付近の小型手洗器は「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」専用品です。

手洗場はTOTOのL210Cです。

オストメイト設備も「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」専用品が設置されています。
乳幼児設備はベビーチェアとフィッティングボード、

ベビーシートがあります。


建物の構造もあってか室内は思ったよりも広くない印象を持ちました。
コメント
根岸森林公園では一番新しいトイレであり、一番設備が充実していてきれいです。ただし床はコンクリート打ちっぱなし仕上げな為か小便器周りを中心に変色が目立ちます。
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