概要
神奈川県横浜市泉区
相模鉄道の相鉄いずみ野線の駅、ゆめが丘(ゆめがおか)駅。駅番号はSO36です。
相鉄いずみ野線では各駅停車・快速・通勤急行・通勤特急・特急が運行されていますが、ここには普通・快速・通勤急行が停車します。
1面2線のホームを有する高架駅となっています。改札口は高架下に北口改札口とソラトス改札口の2か所あります。
路線 | 方面 | |
1番線 | 相鉄いずみ野線 | 湘南台方面 |
2番線 | 相鉄いずみ野線 | 二俣川・西谷・横浜方面 |
一日あたりの乗降人員は2,996人(2023年度)です。2023年度は27駅中27位となっています。
1999年3月10日の相鉄いずみ野線いずみ中央~湘南台間の延伸とともにこの駅も開業しました。工事着手時点では下飯田町にあったことから「下飯田駅」が仮称となっていましたが、「今後の夢を抱ける街」を願って「ゆめが丘駅」になりました。また受験シーズンになると相鉄本線の希望ヶ丘駅からこの駅までの往復乗車券(硬券)の「ゆめきぼ乗車券」が縁起担ぎグッズとして発売されます。
開業から20年以上も駅周辺には田畑が広がり、目立った施設もなかったっことから利用者はずっと最下位(またはワースト2)でしたが、現在は駅周辺で再開発が行われており、2024年7月25日には商業施設の「ゆめが丘ソラトス」が開業しました。今後、再開発が進むと駅の利用者数は増加して最下位を抜け出すことと思われます。


駅の構造は変わりませんが、改札口廻りがリニューアルされ落ち着いた色合いになっています。
また再開発で駅周辺に道路が整備され、駅へのアクセスが向上しました。
この写真と駅を挟んで反対側に「ゆめが丘ソラトス」があります。
トイレについて
北口改札口からだと改札を入って正面左奥、ソラトス改札口からだと改札を入ってすぐ右側にあります。
現在のトイレは2024年ごろに改修されました。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 3 | ― | 3 | 〇 洋式1室 | 〇 洋式2室 | 〇 汚物流し・温水対応 パウチ・しびん洗浄水栓付背もたれ 洋式1室 | 〇 |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 多目的シート | × | 〇 汚物流し・温水対応 | 〇 |
男性用トイレ

手洗場はTOTOのLS135Dが2台の設置です。

小便器はTOTOのUS900R(と思われる)が3台の設置です。

大便器個室は洋式3室の設置です。L字の配置になっており、向かって右手前に1室、正面に2室の設置となっています。
右手前の個室は簡易多機能個室となっています。
TOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュバルブ式」CS573Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2(TCF5831Y)です。

乳幼児設備はベビーシートとフィッティングボード、

ベビーチェアがあります。

ゆとりのあるスペースになっています。特に奥行きがあります。ただし手すりは片側にしか設置されていません。

こちらは正面に2室あるうちの向かって右側の個室になります。こちらも簡易多機能個室になっています。
TOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュバルブ式」CS573Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2(TCF5831Y)です。
オストメイト設備はTOTOの「パウチ・しびん洗浄水栓付背もたれ」が設置されている他、

TOTOの「コンパクトオストメイトパック」もあります。

こちらもゆとりのあるスペースとなっています。ただし先ほどの個室と違って横に広い構造になっています。また手すりは便器の両側に設置されています。

こちらは正面に2室あるうちの向かって左側の個室になります。この個室は通常の個室となっており、扉も内開き戸となっています。
TOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュバルブ式」CS573Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5534Y)です。

乳幼児設備はベビーチェアがあります。
多機能トイレ

TOTOの「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」が設置されています。
便器はTOTOのCS530P、便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2AK(TCF5841AUP)です。
便器付近の小型手洗器は「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」専用品です。

手洗場も「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」専用品です。

オストメイト設備も「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」の付属品です。

その他に多目的シートがあります。


室内はとても広いです。
改修前のトイレの写真も撮っていたので紹介します。たしか2019年12月ごろに調査したと記憶しています。
駅舎

駅周辺には目立ったものはありませんでした。ご覧のように住宅と畑が広がる中に駅がありました。
この当時は近代的な駅舎や奇抜なカラーリングでちょっと周辺から浮いた雰囲気がありました。
現在はこの辺りに「ゆめが丘ソラトス」が建っています。


駅の出入口です。この当時は現在の北口改札にあたるものが1か所あっただけでした。
現在は目の前に道路が整備されていますが、駅に至るまともな道がなくて駅舎が見えてるのに道に迷った記憶があります。
外観

駅舎の外観と同じくトイレ廻りも奇抜な色遣いでした。現在は落ち着いた配色になっています。
改修後もトイレの位置は変わりませんが、構造が大きく変わています。
男性用トイレ(改修前)

手洗場はTOTOのL525Rが2台の設置でした。

小便器はTOTOのU306Cが1台とU370が2台の計3台の設置でした。

大便器個室は2室の設置でした。
たしか手前の個室は洋式でした。便器はTOTOのC14RSが設置されていました。

奥の個室は和式でした。便器はTOTOのC750VCでした。
多機能トイレ

便器はTOTOのC48ASでした。
オストメイト設備はTOTOの「パウチ・しびん洗浄水栓」が設置されていました。

手洗場はTOTOのL103Aでした。

乳幼児設備はベビーシートがありました。
コメント
明るくてきれいで設備が充実したトイレです。
現時点(2024年12月時点)では空いていましたが、再開発が進んで駅の利用者数が増えたとしたら状況が変わってくると思います。
今の雰囲気も好きですが、再開発前のいかにも田舎といった雰囲気も好きでした。
隣の駅
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相鉄いずみ野線

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