概要
宮城県仙台市
多数の路線が乗り入れ、東北地方最大の都市、仙台市の代表駅である仙台(せんだい)駅。
在来線は東北本線、仙山線、仙石線、常磐線、仙石東北ライン、仙台空港鉄道仙台空港線、阿武隈急行阿武隈急行線、陸羽東線が乗り入れていますが、仙山線と仙石線を除いてすべて途中まで東北本線を経由します。新幹線は東北新幹線、北海道新幹線、秋田新幹線が利用できますが、北海道新幹線は新青森まで、秋田新幹線は盛岡まで東北新幹線を経由します。
JR東日本以外の鉄道は仙台市地下鉄の南北線と東西線が乗り入れています。
在来線は仙石線以外のほぼすべての列車がこの駅始発、終着となっており、仙台をまたいで運行される列車は東北本線の1往復しかありません。
在来線は4面8線の地上ホームと1面2線の地下ホームを有します。改札口は2F(地上ホームの上階)に中央口改札、東口改札、B1F(地上ホームの直下階)に地下南口、仙石線エリアに地下東口改札があります。その他に乗り換え改札として3F(新幹線改札階)に新幹線南のりかえ口と新幹線中央のりかえ口があります。
乗り場は以下の通りです。
路線 | 方面 | |
1・2番線 | 東北本線 仙石東北ライン | 岩切・利府・塩釜・小牛田方面 石巻方面 |
3番線 | 東北本線 仙台空港アクセス線 | 岩沼・白石・福島方面 仙台空港方面 |
4番線 | 東北本線 仙石東北ライン 仙台空港アクセス線 | 岩切・利府・塩釜・小牛田方面 岩沼・白石・福島方面 石巻方面 仙台空港方面 |
5・6番線 | 東北本線 常磐線 | 岩沼・白石・福島方面 岩沼・相馬・原ノ町方面 |
7・8番線 | 仙山線 | 愛子・作並・山形方面 |
9番線 | 仙石線 | あおば通方面 |
10番線 | 仙石線 | 本塩釜・松島海岸・石巻方面 |
仙石線ホームが地下に、それ以外は地上にあります。
一日あたりの乗車人員は79,075人(2022年度)となっています。JR東日本全体では50位以内に入り、1都3県を除く駅では最多の利用者数を誇ります。
トイレについて
上記の4か所にあります。
2Fコンコース内
在来線改札内ではメインとなるトイレです。
仙石線ホームや地下東口方面へ降りるエスカレーターやエレベーターの近くにあります。
東口改札からは近い一方でメインの改札口である中央口改札からは離れています。
外観
茶色い外観が特徴的です。
点字案内板です。
男女ともなかなかの規模ですが、場所が場所なためか混雑しやすいトイレでもあります。
男性用トイレ
手洗場はTOTOのLS135DMが4台の設置です。
小便器はTOTOのUS900Rが9台の設置です。
大便器個室は洋式5室の設置です。
1番目の個室(最も手前)はTOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュバルブ式」CS573P、便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5533YR)が設置されています。
1番目の個室にはベビーチェアがあります。
2・3番目の個室もTOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュバルブ式」CS573P、便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5533YR)が設置されています。
4・5番目の個室はTOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュバルブ式」CS573Pと便器は同じですが、便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5534)が設置されています。本来は便蓋ありの仕様ですが、ここでは便蓋を外して使用されています。便蓋ありとなしでは本体のセンサーの位置が異なります。
多機能トイレ
便器はTOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュバルブ式」CS573Pです。便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2K(TCF5840系)です。
便器付近の小型手洗器はTOTOの「コンパクト・バリアフリートイレパック」専用のものです。
便器に向かって左側は「コンパクト・バリアフリートイレパック」の仕様になっていますが、便器自体は普通のフラッシュバルブ式になっています。
手洗場もTOTOの「コンパクト・バリアフリートイレパック」専用のものです。
オストメイト設備はTOTOの「オストメイト対応トイレパック」が設置されています。
その他に多目的シートがあります。
室内は広いです。
1番線ホーム①
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 4 | ― | 3 | × | 〇 洋式1室 | × | 〇 洋式1室 |
このトイレは1番線ホーム中央にあります。中央口改札からトイレに行く場合、もしかしたら2Fコンコース内よりもこのトイレのほうが近いかもしれません。
2Fコンコースのトイレよりも空いています。
外観
男女別のトイレがあります。ここには多機能トイレはありません。
男性用トイレ
手洗場はTOTOのL120Dが3台の設置です。
小便器はTOTOのUS800C(E)が4台の設置です。
大便器個室は洋式3室の設置です。
手前の個室の便器はTOTOのC480AN、便座はTOTOウォシュレットP(TCF585S)が設置されています。
手前の個室にはベビーチェアがあります。
中央・奥の個室も便器はTOTOのC480ANですが、便座はTOTOウォームレットS(TCF116)になっています。
1番線ホーム②
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男女共用 | 2 | ― | 2 ※1室は多機能仕様 | 〇 ベビーシート 洋式1室 | × | 〇 パウチ・しびん洗浄水栓付背もたれ 洋式1室 | 〇 |
このトイレも1番線ホーム上にありますが、こちらはホームの小牛田寄りにあります。
このトイレよりも先(ホーム先端部)は関係者以外は立ち入り禁止となっています。
非常にわかりにくい場所にあるためか利用者はほぼゼロです。私も公式ホームページの構内図で初めてこのトイレの存在を知りました(約2年前)。
外観
なんの変哲もなさそうな外観ですが、ここは男女共用になっています。
構内図では車いすマークしかなかったので多機能トイレ1室だけの設置かと思ったら男女共用トイレの中に多機能トイレがあるという造りでした。
男女共用とは言え、一応改修されているのでそんなに古いトイレではありません。
点字案内板です。なんか狭いです。多機能トイレ1室にしたらかなり広くできたと思いますが、ここを男女共用のトイレにする必要があったのでしょうか。
男女共用トイレ
手洗場はTOTOのL120Dが1台の設置です。
小便器はTOTOのUS800C(E)が2台の設置です。
大便器個室は洋式2室の設置です。
そのうち1室は通常の広さの個室になっています。ちなみに室内が狭い為か折り戸になっています。
便器はTOTOのCS464M(CS465?)が設置されています。便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP1K(TCF5820R V81W)です。
もう1室は多機能仕様になっています(広さは簡易多機能個室なみ)。扉も引き戸になっています。
便器はTOTOのC516Pです。便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2K(TCF5841P v81W)です。
オストメイト設備としてTOTOの「パウチ・しびん洗浄水栓付背もたれ」があります。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL570Aです。
乳幼児設備はベビーシートがあります。
一応多機能トイレになっていますが、一般的な多機能トイレの3分の2ほどの広さしかありません。
地下東口付近
このトイレはB1Fの地下東口付近にあります。
2Fコンコースからだと仙石線方面行のエスカレーターやエレベーターで降りた階にああります。
仙石線ホームからは近いですが、その他のホームからはかなり離れています。
外観
小奇麗な見た目が特徴的です。
男性用トイレ
手洗場はTOTOのLS135DMが2台の設置です。
小便器はTOTOのUS900Rが3台の設置です。
大便器個室は洋式2室の設置です。
どちらの個室も便器はTOTOのCS465、便座はTOTOウォシュレットPS2A(TCF5523AHS)となっています。
多機能トイレ
便器はTOTOのC743PVNが設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS2A(TCF5523AHYS)となっています。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL570Aです。
オストメイト設備としてTOTOのしびん洗浄水栓「ケアクリック」が設置されています。
室内は標準的な広さです。
コメント
一番設備が充実しているのは2Fコンコース内のトイレですが、使用頻度が高くて混雑しがちな上に少し汚れています。
その他のトイレは比較的きれいで空いている傾向にあります。
周辺のトイレ
- 【JR東日本】仙台駅新幹線 改札内トイレ
- 【JR東日本】仙台駅 改札外トイレ
隣の駅
東北本線
(福島方面) 長町 ← 仙台 → 東仙台 (小牛田方面)
常磐線
(原ノ町方面) 長町 ← 仙台
仙台空港アクセス線
(原ノ町方面) 長町 ← 仙台
仙石東北ライン
仙台 → 東仙台 (石巻方面)
仙山線
仙台 → 東照宮 (山形方面)
仙石線
(あおば通方面) あおば通 ← 仙台 → 榴ケ岡 (石巻方面)
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