中池袋公園　トイレ

概要

東京都豊島区

池袋駅東口から徒歩5分くらいの場所にある中池袋公園。豊島区の公園ですが、現在は指定管理者として一般社団法人Hareza池袋エリアマネジメントが管理運営しています。

公園の開園は1950年ですが、2018年ごろから2019年にかけて再整備が行われ、2019年10月に再開園しました。再整備後は園内にアニメイトカフェができたのが特徴となっています。

またちょうどそのころに豊島区民センターやハレザ池袋といったビルも完成しました。

トイレについて

トイレはアニメイトカフェ裏にあります。

中池袋公園にはもともと公衆トイレがありましたが、再整備に伴い一度取り壊されました。再開園の際に公衆トイレが復活するのかと思いきやしばらくの間、公衆トイレが整備されず、ハレザ池袋や豊島区民センターのトイレを利用するように案内がありました。しかし公衆トイレがないことへの意見が多数あったらしく2023年に入ったあたりから公衆トイレの建設が始まりました。

当初は2023年6月ごろの完成予定でしたが、そこから工期が大幅に遅れ2023年10月に竣工しました。

今回はこのトイレが完成してから一週間後くらいに調査しました。

	小便器 (台)	和式 (台)	洋式 (台)	ﾍﾞｯﾄﾞ系	ﾍﾞﾋﾞｰﾁｪｱ	ｵｽﾄﾒｲﾄ	ｳｫｼｭﾚｯﾄ
男性用	2	―	1	×	×	×	×
多機能	―	―	1	〇 ﾍﾞﾋﾞｰｼｰﾄ	×	〇 汚物流し、温水対応	×

外観

とんがり屋根とカラフルな扉や庇が特徴となっています。

建物の裏側には広告スペース？があります。ただしまだ完成したてだったからなのか何も施されていませんでした。

道路側から入ると女性用トイレ(2室)、多機能トイレ、男性用トイレ(小便器)、男性用トイレ(大便器)という順に並んでいます。

ピンク色の扉と黄色の扉は女性用トイレになっています。よくある1つの空間に個室が複数あるのではなく、個室完結型のものが2つあるといった感じです。

公園側から見ると男性用トイレが最初にあります。

こちらから見ると手前の扉が男性用トイレ(大便器)、その隣が男性用トイレ(小便器)となっています。

つまり小便器と大便器がどちらも個室になっている状態です。

男性用トイレ(小便器)

手洗場はTOTOの「マーブライトカウンター　カウンター一体形コーナー洗面器」MLRBが1台設置されています。

小便器はTOTOのUS900JS(？)が2台の設置です。

ちなみに小便器は2台設置されていますが、出入口の扉は施錠できるようになっています。

男性用トイレ(大便器)

大便器個室は洋式1室の設置です。

TOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュタンク式」CS530Pが設置されています。

手洗場はTOTOのL570AMです。

新しいトイレですが、個室内はとても狭いためか乳幼児設備の設置はありませんでした。

多機能トイレ

TOTOの「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」CS498Bが設置されています。

手洗場はTOTOのLS125DMです。

多機能トイレ内にはオストメイト設備としてTOTOの「コンパクトオストメイトパック」があります。

その他にベビーチェアと多目的シートがあります。

多目的シートは広げると室内が少し狭くなります。

室内は多目的シートを広げない限りはスペースに余裕があります。

コメント

念願のトイレが完成しました。

最近はシンプルなデザインなトイレが多い中でここはカラフルな色彩が特徴的なトイレとなりました。

新しいのでまだきれいです。しかし公衆トイレとしては珍しく外光を一切取り入れない設計になっています。もちろん昼間も照明が点灯しているので暗いということはありません。

しかし近隣の南池袋公園や池袋西口公園ではウォシュレットやシャワートイレが設置されていますが、ここにはなかったのが残念でした。前出の2つの公園はトイレの利用制限があって深夜は使用できない一方でここは24時間利用できるので管理上の都合でウォシュレットの設置を見送ったのかもしれませんが…。まあウォシュレット付きのトイレが良いならハレザ池袋や豊島区民センターに行けばいい話ですが。