概要
東京都府中市
JR南武線の途中駅、西府(にしふ)駅。
南武線では各駅停車と快速が運転されていますが、ここに停車するのは各駅停車のみとなります。
2面2線のホームと橋上駅舎を有しています。
乗り場は以下の通りです。
路線 | 方面 | |
1番線 | 南武線 | 府中本町・登戸・武蔵小杉・川崎方面 |
2番線 | 南武線 | 立川方面 |
一日あたりの乗車人員は9,092人(2022年度)となっています。
西府駅は2009年3月14日に開業しました。開業時からの橋上駅舎であり、南口と北口にそれぞれ駅前広場を有していますが、バスやタクシーの乗り場は北口側になります。
南武線の前身である南武鉄道時代も西府駅がありましたが、現在地よりも700mほど離れた位置であったうえ、1944年に戦時買収で国有化(国鉄化)した際に廃止されています。その後、沿線人口の増加とともに新駅設置の話が具体化して現在に至ります。
駅名の由来はこの辺りは府中市に合併される前は西府村だったからと言われています。また「西府」という地名自体も「府中の西側にある地」が由来だったようです。
トイレについて
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 2 | ― | 2 | 〇 ベビーシート 洋式1室 | 〇 洋式1室 | × | × |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | × | 〇 汚物流し・温水非対応 パウチ・しびん洗浄水栓 | × |
トイレの規模は周辺の駅と同程度です。決して規模が大きいとは言えませんが、新規で開業した駅ということもあってかゆったりとした造りになっています。
男性用トイレ

手洗場はTOTOのL250Dが2台の設置です。

小便器はTOTOのU500が2台の設置です。

大便器個室は洋式2室の設置です。
手前の個室はTOTOのC550SUが設置されています。こちらはもとから洋式だった個室になります。

手前の個室にはベビーシートが設置されています。扉が内開きなうえ、すごく広いというわけでもないため、ベビーカーでの入室はきついかもしれません。

奥の個室はTOTOのC550NUが設置されています。
こちらはもともと和式でした。

奥の個室にはベビーチェアが設置されています。和式時代はどうだったか覚えていませんが、黄ばみ具合からすると和式時代からあったものと思われます。
多機能トイレ

便器はTOTOのC550SUです。
オストメイト設備としてTOTOの「パウチ・しびん洗浄水栓」があります。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL570Aです。

手洗場はTOTOのL270Dです。

オストメイト設備は便器に設置されている「パウチ・しびん洗浄水栓」のほかに汚物流し(TOTO SK35)と単水栓も設置されています。

乳幼児設備はベビーシートの設置があります。

室内は微妙な広さです。何とも言えないですが、ほかの駅と比べると少し狭いような気もします。
コメント
きれいなトイレです。
この辺りの駅では比較的トイレの面積はゆとりがあるほうなためか個室などがほかの駅よりも広くとられています。
また乳幼児設備については男性用トイレにもベビーシートの設置があるのが高評価です(南武線の少なくとも西国立~府中本町間の駅にはなかったと思う)。
周辺のトイレ
- 西府駅北口公衆トイレ

隣の駅
南武線

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