概要
東京都江戸川区
JR総武本線の途中駅、小岩(こいわ)駅。両隣の新小岩と市川という快速停車駅に挟まれた緩行線(中央・総武線各駅停車)だけが停車する駅となっています。
緩行線と快速線が並走する複々線区間にあり、緩行線側のみ1面2線のホームを有する高架駅となっています。
一日あたりの乗車人員は55,563人(2022年度)となっており、総武本線の快速通過駅では西船橋についで2番目に乗車人員が多くなっています。ちなみに快速が停車する隣の市川駅よりも小岩駅のほうが乗車人員が若干多いです。
駅周辺は学校が多いほか、歓楽街や商店街が密集しています。また韓国料理店や物産店などが立ち並ぶ区画もあり、新大久保ほどではありませんが、コリアンタウンの様相を呈している場所があることが特徴となっています。
同じく「小岩」を名乗っている京成小岩駅(京成本線)とは1キロほど離れており、乗り換えには適していません(この2駅間は路線バスの運行もある)。またJR総武本線と京成本線との乗り換えは船橋駅を利用するのが一般的です。
トイレについて
トイレは改札内の改札階(高架下)にあります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | ウォシュレット | |
男性用 | 5 | ― | 3 | × | 〇 洋式1室 | × | 〇 |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | 〇 | 〇 汚物流し、温水対応 | 〇 |
2023年6月時点では改修工事中でしたが、2023年10月時点で新しいトイレが完成しています。
小岩駅のトイレってかなり高頻度で改修されている気がします。確かここ20年くらいの間に2〜3回は改修されていたような…。
新しいだけあってトイレ内は明るくきれいです。ウォシュレットももちろんあります。ただし2010年頃に訪れた時(旧トイレ時代)よりも全体的に狭くなったような気がしますし、個数が減少したような気もします。
駅の利用者に対して便器の個数がたりないのか日中も若干混み気味でした。特に大便器個室にその傾向があります。
男性用トイレ
手洗場はTOTOのLS125DMが2台の設置です。
小便器はTOTOのUS800CEが5台の設置です。2023年竣工のトイレでまさかこの便器が設置されているとは思いませんでした(まあ未だに発売されているのでおかしいことはないですが…)。
大便器個室は洋式3室の設置です。
どの個室も便器はTOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュバルブ式」CS573Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5534Y)です。
3室中1室(中央の個室)にはベビーチェアがあります。
多機能トイレ
便器はTOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュバルブ式」CS573Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5534Y)です。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL90DRです。
手洗場はTOTOのL270DMです。
多機能トイレ内にはオストメイト設備(TOTO SK115(「RESTROOM ITEM 01」シリーズ品))があります。
乳幼児設備はベビーシートと
ベビーチェアがあります。
多機能トイレ内の室内はかなり広いです。扉から見ると横長の空間になっています。
コメント
きれいなトイレですが、個数が少ないせいで若干混雑気味です。
改修前(2010年時点)の水準の器具数を確保できなかったものかと思ってしまいます。
ちなみに直近の改修前のトイレも2015年3月竣工(更にその前のトイレも2000年代前半〜中盤頃の竣工と思われる)でそんなに古くないはずでしたが…。頻繁に改修されるのはなにか意味があるのでしょうか?ここより古そうなトイレにも手をつけていただきたいところです(下総中山とか亀戸駅東口とか)
周辺のトイレ
北口に公衆トイレがあります(ただしあまりきれいではない)。
隣の駅
中央・総武線各駅停車
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