概要
埼玉県蕨市
JR京浜東北線の途中駅、蕨(わらび)駅。
日本一面積が狭くて、人口密度が高い市である蕨市に唯一ある駅です。しかし駅自体は蕨市にありますが、東口を出て少し歩くと川口市に入ります。
また五十音順に並べたときに一番最後になる駅でもあります。
1面2線のホームと橋上駅舎を有する構造となっています。
乗り場は以下のとおりです。
1番線 | 京浜東北線 | 赤羽・上野・東京・横浜方面 | |
2番線 | 京浜東北線 | 浦和・大宮方面 |
一日あたりの乗車人員は51,467人(2022年度)で埼玉県内のJR東日本では第6位となっています。
トイレについて
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 6 | ― | 4 | 〇 ベビーシート 洋式1室 | 〇 全個室 | 〇 汚物流し、温水対応 洋式1室 | 〇 |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | × | 〇 パウチ・しびん洗浄水栓付背もたれ | 〇 |
トイレは橋上駅舎内、改札を入って正面にあります。
蕨駅のトイレと言えば、2005年の改修時に当時の首都圏の駅としては珍しくウォシュレットが整備されていました。いわばウォシュレット導入の先駆けともいえる駅です。しかしそんなトイレも2019年暮れから2020年2月ごろにかけて改修が行われました。
男性用トイレ
手洗場はTOTOのLS125DMが2台の設置です。
小便器はTOTOのUS900Rが6台の設置です。
大便器個室は洋式4室あります。
その内3室は通常の個室になっています。TOTOのパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式のCS530Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5533YR)です。
ベビーチェアはすべての個室に設置されていた気がします。
4室中1室は簡易多機能個室になっています。
この個室は便器は他の個室と同じくTOTOのパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式のCS530Pが設置されていますが、便座は他の個室と異なり、TOTOウォシュレット アプリコットP AP2(TCF5830YR)が設置されています。
この個室にはオストメイト設備としてTOTOのコンパクトオストメイトパックがあります。
乳幼児設備はベビーシート、
ベビーチェアが設置されています。
あくまで簡易多機能個室ですが、普通の多機能トイレと遜色がない造りです(強いて言うなら個室内に手洗場がないのと室内が少し狭いくらい)。もっと言ってしまえば後ほど紹介する多機能トイレよりも設備は立派です。
多機能トイレ
このあたりの駅では比較的早い時期に整備されました(私が幼少期のころにはもうあったと記憶)。
だからなのか何だか古めかしいです(実際古いです)。
便器はTOTOのC48ASです。便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2(TCF5830YR)が設置されています。以前は普通便座が設置されていました。ちなみに男女トイレの改修終了直後(2020年2月ごろ)の段階では多機能トイレに限ってはまだウォシュレットが設置されていませんでした。
またウォシュレット設置とともにTOTOのパウチ・しびん洗浄水栓付背もたれが設置されました。それ以前はオストメイト設備はパウチ・しびん洗浄水栓が設置されていました。
手洗場はTOTOのL103Dですが…まさかの手動水栓です。
多機能トイレ内にはベビーシートが設置されています。
コメント
男女トイレは最近改修されたこともあって文句なしの設備で改修前よりもきれいになり、気になっていた悪臭もなくなりました。
ちなみに改修前のトイレは撮影していませんが、東府中の住人さんが2回ほど調査されているようです。その時の記事がありますのでそちらをご覧ください。
2007年1月1日
http://blog.livedoor.jp/localforfuchu/archives/51008672.html
2013年7月4日
http://blog.livedoor.jp/localforfuchu/archives/52613701.html
補足すると2018年頃の時点でC480SはC480Nに、便座はウォシュレットP(TCF585系)とウォシュレットSB(TCF6621)に交換されていました。また和式便器も洋式化されてTOTOのCS464M(便座は普通便座)が設置されていました。
以前のトイレは2005年の改修ですが、さらに前のトイレも1990年代に改修されたような感じでした。
隣の駅
京浜東北線
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