概要
東京都大田区
京浜急行本線および空港線の駅、京急蒲田(けいきゅうかまた)駅。駅番号はKK11です。
京浜急行本線および空港線のこの区間では普通、急行、特急、快特、エアポート快特が運行されていますが、エアポート快特以外のすべての種別が停車します。
その他に本線では「イブニング・ウイング」(平日夕方の下り方面で運行)、「モーニング・ウイング」(平日朝の上り方面で運行)が運行されていますが、こちらはすべて通過します。
島式2面6線の特殊な構造の高架駅となっています。改札口は高架下にあります。
乗り場は以下の通りです。
路線 | 方面 | 備考 | |
1番線 | 空港線 本線 | 羽田空港方面 横浜・浦賀・三崎口方面 | 空港線方面の電車が使用 |
2・3番線 | 本線 | 横浜・浦賀・三崎口方面 | |
4番線 | 空港線 本線 | 羽田空港方面 品川方面 | 空港線方面の電車が使用 |
5・6番線 | 京急本線 | 品川方面 |
空港線方面からの一部電車に京急蒲田終着および始発となるものがあります(主に普通)。
2面6線のホームを有する高架駅ですが、ホームは2層構造となっています。2Fに4~6番線、3Fに1~3番線があります。また2番線と5番線は横浜寄りの切り欠きの部分に乗り場があり、主に退避線となっています。
複雑で重厚な構造から「蒲田要塞」といわれています。
2012年に高架化が完成しました。なお高架化直前までは2面3線の地上駅でホームだけ見れば一般的な駅と変わりありませんでした。
2021年度の一日あたりの乗降人員は47,126人で京急全72駅中9位となっています。
JR京浜東北線および東急池上線、東急多摩川線の蒲田駅とは西へ約800m離れており、乗換には適していませんし、連絡運輸も行われていません。ただしJR、東急の蒲田駅と京急蒲田駅の両駅を連絡する鉄道路線、蒲蒲線(新空港線)の整備計画なるものがあります。また現状では京急蒲田駅入口停留所からJR蒲田駅東口を結ぶバスの運行があります。
トイレについて
改札を入って一番奥にある2Fホーム行階段およびエスカレーター(ただし下り運転)の近くにあります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 5 | ― | 2 | 〇 ベビーシート 洋式1室 | 〇 洋式1室 | × | 〇 洋式1室 |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 多目的シート | 〇 | 〇 汚物流し・温水対応 | 〇 |
男性用トイレ
手洗場はTOTOのL582CSが3台の設置です。
小便器はTOTOのUU500が5台の設置です。
大便器個室は洋式2室の設置です。
向かって左側の個室はTOTOのC516Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5533YR)です。
向かって左側の個室にはベビーシートとベビーチェアの設置があります。
京急ではほとんどの駅でベビーシートが個室外にあるため、ここのように個室内に設置されているのは珍しいです(他には横浜駅と羽田空港第1・第2ターミナル駅の第1ターミナル側がそうだったくらい)。
向かって右側の個室はTOTOのC516Pが設置されています。便座は普通便座です。
多機能トイレ
便器はTOTOのC516Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5533YR)です。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL570Aです。
手洗場はTOTOのL270DM(L270CM?)です。
オストメイト設備はTOTOの「オストメイト対応トイレパック」が設置されています。
乳幼児設備はベビーチェアがあります。
その他に多目的シートが設置されています。
コメント
きれいなトイレです。
品川、京急川崎、横浜などの他の主要駅と比べれば空いていますが、それでも使用頻度は高めです。早朝以外は人の出入りが多い印象です。
小便器の数は周辺の駅より多いですが、大便器の数は周辺の駅と変わりありません。
隣の駅
本線
(品川方面) 梅屋敷 ← 京急蒲田 → 雑色 (浦賀・三崎口方面)
大師線
京急川崎 → 糀谷 (小島新田方面)
コメント