篠崎駅前手洗所(東京都江戸川区)

公衆トイレ

2025.10.22

概要

東京都江戸川区

このトイレは篠崎駅南口の駅前広場内の中州のような位置にあります。

円形のようなデザインの建物になっています。

1990年代の公衆トイレにありがちな妙に凝ったデザインと頑丈そうな造りが特徴的です。

このトイレも使用器具などから考察すると1990年代(前半ごろ)にできたものと思われます。ちなみに駅ビルでもある交通会館篠崎ビルが1991年築であり、そのころに駅前広場も同時に整備したとすればこのトイレも1991年ごろにできたと思われます。

手洗場はTOTOのL331RAが2台の設置です。2台とも自動水栓が比較的最近のものになっていますが、以前は旧型のもの(1994年ごろまで出回っていたもの)が設置されていたと記憶しています。

小便器はTOTOのU810Cが3台とU307Cが1台の計4台設置されています。

大便器個室は洋式1室の設置です(男性用トイレ内にある多機能トイレは含まない)。

TOTOの「パブリックコンパクト便器・タンク式」CS497BCD(便器)＋SH596BAYR(ロータンク)が設置されています。

このトイレができた時代は公衆トイレではまだまだ和式が主流でしたが、ここに関しては最初から洋式で竣工したようです。10年位前に見た際はTOTOのC710RS＋S710Bが設置されていました(ただし2022年ごろに行った際は漏水が発生していたようでこの個室は閉鎖されていたが)。

多機能トイレも男女別で設置されています。男性用多機能トイレは男性用トイレの一番奥に設置されています。

便器はTOTOのC48ASです。

ここのように男女別でかつトイレ内の一番奥に設置された多機能トイレは室内が狭いイメージがありますが、ここに関しては一般的な多機能トイレと同等のスペースが確保されています。しかし古いトイレと言うこともあってか乳幼児設備やオストメイト設備はありません。

日中は室内が非常に明るいです。駅の出入口からわかりやすい位置にあって隣には交番があるので防犯面では比較的安心なトイレかと思います。

以前はもう少し汚かった記憶がありますが、今は公衆トイレとしてはきれいな部類に入るかと思います。

【東京都交通局】篠崎駅(S20)　トイレ