概要
東京都中央区
株式会社グランビスタホテル&リゾートが運営していた銀座グランドホテル。
1977年に三井アーバンホテル銀座として開業し、2008年にホテルコムズ銀座へ改称し、さらに2014年に大規模改装を経て銀座グランドホテルとして営業していました。しかしリニューアルを再び行うことになり、2025年9月1日のチェックアウトをもって長期休館となりました。2027年春ごろにリニューアルオープンする予定となっています。
ちなみに株式会社三井不動産ホテルマネジメントが運営する「三井ガーデンホテルズ」というものがありますが、「三井アーバンホテル」は三井観光開発株式会社(現在の株式会社グランビスタホテル&リゾート、かつては三井グループの一企業だった)のホテルブランド名であり、「三井アーバンホテル」を名乗っていた施設は何れも改称または閉館しています。
フロア構成
| 主な施設 | |
| 3F~11F | 客室 |
| 2F | フロント、ラウンジ |
| M2F | ― |
| 1F | エントランス、ファミリマート、駐車場 |
| B1F | 銀座 羅豚 本店(しゃぶしゃぶ)、おうどん 銀座 うらら |
現在休業中なのは主にホテル部分となっており、テナント部分(B1Fや1F)は引き続き営業を行っています。
トイレについて
共用部のトイレは以下の場所にありました(2024年5月時点)。
| 男性用トイレ | 女性用トイレ | 多機能トイレ | 和式便器 | 洋式便器 | 温水洗浄便座 | 乳幼児設備 | オストメイト設備 | |
| B1F | 有 | 有 | 無 | 無 | 有 | 有 | 無 | 無 |
| 2F | 有 | 有 | 有 | 無 | 有 | 有 | 有 | 有 |
B1F
B1Fは主にテナント(レストラン)が入居するフロアとなります。テナントの営業はホテル休館中も通常通り行うようなのでこのトイレも引き続き利用可能であると思われます。
| 小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
| 男性用 | 2 | ― | 2 | × | × | × | 〇 |
男性用トイレ

手洗場はLIXIL(INAX)のL-2295が2台の設置です。

小便器はTOTOのU560が2台の設置です。

大便器個室は洋式2室の設置です。
手前の個室はLIXIL(INAX)の「シャワートイレBL100タイプ(ベーシアハーモLタイプ)」BC-BL10S(便器)+DT-BL114G(機能部)が設置されています。
この後紹介する奥の個室の便器よりも新しい機種です。
洗浄動画です。

奥の個室はLIXIL(INAX)の「シャワートイレD100タイプ(ベーシアハーモ・ベーシアハーモDタイプ」BC-D11S(便器)+DV-D114G(機能部)が設置されてます。
洗浄動画です。
2F
ホテルのフロントやラウンジの近くにありました。
| 小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
| 男性用 | ― | ― | 1 | × | × | × | 〇 |
| 多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーベッド | × | 〇 汚物流し・温水対応 | 〇 |
男性用トイレ

男性用トイレは大便器個室1室(洋式)だけの設置となっていました(小便器はなし)。
TOTOの「ピュアレストQR」CS230B(便器)+SH232BA(ロータンク)が設置されていました。便座はTOTOウォシュレット アプリコットF1(TCF47133R)でした。

手洗場はTOTOのL40Dでした。
多機能トイレ

TOTOの「コンパクト多機能トイレパック(コンパクト・バリアフリートイレパック)」が設置されていました。
便器はTOTOのCS211BDPR、便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2AK(TCF5840AUPR)が設置されていました。
便器付近の小型手洗器は「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」専用品でした。

手洗場も「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」専用品でした。

オストメイト設備も「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」専用品でした。

乳幼児設備はベビーシートが設置されていました。
コメント
どちらのトイレもそこそこきれいだったという感じでしょうか。
共用部のトイレはさほど珍しいものはありませんでしたが、客室のトイレは一部非常に珍しい器具がありました。


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