概要
東京都江東区
東京メトロ有楽町線の途中駅、豊洲(とよす)駅。ゆりかもめとの乗換駅となっています。
各駅停車が停車する他、平日朝夕に運行されるS-TRAINの発着駅となっています。
1988年6月8日の有楽町線新富町~新木場間の延伸に伴い、この駅も開業しました。
1面2線のホームを有する地下駅でホームはB3F、改札口はB1Fにあります。改札口は新木場側から「豊洲駅前交差点改札」「中央改札」「ららぽーと方面改札」の3か所あります。このうち「豊洲駅前交差点改札」と「中央改札」はコンコースを共用しており、「ららぽーと方面改札」だけ離れた場所にあります。
乗り場は以下の通りです。
路線 | 方面 | |
1番線 | 有楽町線 | 新木場方面 |
2番線 | 使用停止 | |
3番線 | 使用停止 | |
4番線 | 有楽町線 | 有楽町・池袋・小竹向原・和光市方面 |
もともと2面4線の構造でしたが、利用客の増加と2・3番線より発着する電車がなくなったことにより通路として運用されています。
また今後は豊洲駅~住吉駅間の分岐線の計画があります。
2023年度の一日あたりの乗降人員は210,782人です。もともと利用者は5万人程度の駅でしたが、2005年にゆりかもめの有明~豊洲間が延伸開業してからは利用者が増え続け、2007年に11万人、2011年に15万人、2015年に20万人と順調に利用者が増え続けています。
これに伴って駅構内も改札口や駅構内の拡張、エスカレーターなどの増設などが行われています。
アーバンドッグ ららぽーと豊洲といった大型商業施設がある他、江東区シビックセンター(江東区立豊洲図書館や特別出張所などがある)、芝浦工業大学豊洲キャンパスなどが近隣にあり、最寄り駅となっています。ちなみに東京都中央卸売市場豊洲市場はここから1キロ以上離れており、ゆりかもめの市場前駅が最寄りとなっています。
IHI(石川島播磨重工業)東京造船所跡などを利用して大規模再開発が行われており、駅周辺には多数のタワーマンションが林立しています。利便性が良く、都心へのアクセスも良好なことから人気の街ともなっています。
トイレについて
下記の通り、2か所あります。
男性用トイレ | 女性用トイレ | 多機能トイレ | 和式便器 | 洋式便器 | 温水洗浄便座 | 乳幼児設備 | オストメイト設備 | |
豊洲駅前交差点改札・中央改札内 | 有 | 有 | 有 | 無 | 有 | 無 | 有 | 有 |
ららぽーと方面改札内 | 有 | 有 | 有 | 無 | 有 | 無 | 有 | 有 |
豊洲駅前交差点改札・中央改札内
3・4番線ホームへ降りるエスカレーターの近くにあります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 4 | ― | 3 | × | 〇 洋式1室 | × | × |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | 〇 | 〇 汚物流し、温水対応 | × |
男性用トイレ

手洗場はTOTOのL130DMが2台の設置です。

小便器はTOTOのUS800C(E)が4台の設置です。

大便器個室は洋式3室の設置です。
一番右側の個室の便器はTOTOのC480Nが設置されています。
この個室にはベビーチェアがあります。


他の2室も便器はTOTOのC480Nが設置されています。
この2室にはベビーチェアはありません。
多機能トイレ

便器はTOTOのCS465が設置されています。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL570Aです。

手洗場はTOTOのL270DM(と思われる)が設置されています。

オストメイト設備はTOTOの「オストメイト対応トイレパック」が設置されています。
その左側にはフィッティングボードがあります。

乳幼児設備はベビーシートと

ベビーチェアがあります。

室内は奥行きがありますが、横幅が少し狭いような気もします。特にオストメイト設備の場所が車いすから便器へ移乗する場合、アクセスの邪魔になりそうな気がします。
ららぽーと方面改札内
改札を入って左側にあります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 6 | ― | 3 | × | 〇 洋式1室 | × | × |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | × | 〇 パウチ・しびん洗浄水栓 | × |
男性用トイレ

手洗場はTOTOのL250Dが3台の設置です。


小便器はTOTOのUS800C(E)が向かい合わせで合計6台あります。

大便器個室は洋式3室の設置です。
2+1の向かい合わせの配置になっています。
2室ある側の手前の個室は便器がTOTOのC480Nになっています。

先ほどの向かい側の個室は便器がTOTOの「パブリックコンパクト便器・フラッシュバルブ式」CS494M(J)となっています。
この他、ベビーチェア付きの個室もありますが、使用中でした。
多機能トイレ

便器はTOTOのCS802が設置されています。
オストメイト設備はTOTOの「パウチ・しびん洗浄水栓」が設置されています。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL570Aです。

手洗場はTOTOのL270D(と思われる)です。

乳幼児設備はベビーシートとフィッティングボードがあります。

室内は標準的な広さです。
コメント
どちらもきれいなトイレです。
利用者が多いこともあってか周辺の駅よりもトイレの個数は恵まれているように思います。しかしそれでも混雑しています。特に豊洲駅前交差点改札・中央改札内のトイレは始発レベルの時間帯でさえも大便器個室がすべて埋まってしまうほどには利用者が多いです。
どちらの改札のトイレも混みやすいのでお勧めはしないですが、強いて言えば私が見た限りではららぽーと方面改札のほうが空いている確率が高いように思います。
周辺のトイレ
【ゆりかもめ】豊洲駅 トイレ
豊洲駅前公衆便所
隣の駅
有楽町線
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