横浜ロイヤルパークホテル　トイレ【休業中】

概要

神奈川県横浜市西区

横浜ロイヤルパークホテルはみなとみらい地区のシンボルである横浜ランドマークタワー内にあるホテルです。三菱地所グループが展開する「ロイヤルパークホテルズ」に属しています。

ホテル自体は2棟のビルに分かれていてホテル棟のB1F～3Fおよび49F～68F・70Fと宴会棟のB1F～4Fに施設がありました。ちなみに現地ではホテル棟と案内されていますが、実際には横浜ランドマークタワーのタワー棟の一部フロアにホテルが入居している形態となっていました。

客室は52F～67Fにあり、すべての部屋が地上210ｍ以上の高さの場所にあります。特に客室階最上階である67Fは高さ・階層ともに日本一となっています。

1993年9月15日に開業しましたが、ビルの大規模修繕工事に伴い2025年3月31日で営業が休止となり、2028年以降に営業を再開する予定となっています。

フロア構成(休業前時点)

フロア	ホテル棟	宴会棟
70F	・スカイラウンジ　シリウス ・スカイバンケットルーム
68F	・日本料理　四季亭 ・フレンチレストラン　ル　シエール ・中国料理　皇苑
67F	・客室(スカイリゾートフロア「ザ・トップ」)
65F～66F	・客室(スカイリゾートフロア「ザ・クラブ」)
60F～64F	・客室(スカイリゾートフロア「アトリエ」)
52F～59F	・客室(スタンダードフロア)
50F	・理容室「ヨシザワ　インク　プレミアム」
49F	・ランドマークスパ
4-F48F	ホテル管轄外施設(ショッピング、ダイニング、クリニック、オフィスなど)	・小宴会場 ドレスショップ　ジュノ
3F	・フラワー＆ギフトショップ　ムサ・ジャパン ・ホテル3F入口(動く歩道、JR桜木町駅方面)	・大宴会場
2F	・メインバー　ロイヤル　アスコット アクセサリーブティック　アビステ	・中宴会場 ・小宴会場
1F	・フロント ・ロビー ・デリカ＆ラウンジ　コフレ ・ホテル1F入口	・ブライダルサロン ・宴会棟入口
B1F	・レストラン＆バンケット　フローラ ・鉄板焼　よこはま	・チャペル ・神殿 ・控室 ・着替室 ・美容室　資生堂ビューティーサロン ・写真室　サトミノワール

トイレについて

以下は2024年7月時点の情報です。

共用部トイレ

調査できたのは以下の通りです。もちろん他にも多数のトイレがありました(訳あって調査できず)。

	男性用トイレ	女性用トイレ	多機能トイレ	和式便器	洋式便器	温水洗浄便座	乳幼児設備	オストメイト設備
ホテル棟B1F	有	有	有	無	有	有	無	無
ホテル棟1F	有	有	無	無	有	有	無	無
ホテル棟50F	有	有	有	無	有	有	無	無
ホテル棟68F	有	有	無	無	有	有	無	無
ホテル棟70F	有	有	有	無	有	有	無	無
宴会棟1F	有	有	無	無	有	有	無	無

ホテル棟B1F

	小便器 (台)	和式 (台)	洋式 (台)	ベッド系	ベビーチェア	オストメイト	温水洗浄便座
男性用	4	―	1～2	×	×	×	〇
多機能	―	―	1	×	×	×	〇

手洗場はTOTOのL548が2台の設置でした。

小便器はTOTOのU306Cが4台の設置でした。

大便器個室は洋式1～2室の設置でした。

便器はTOTOのC48SR、便座はTOTOウォシュレットP(TCF587)でした。

この階の多機能トイレは男女共用1室の設置だったと思います(もしかしたら男女別の設置だったかもしれない)。

便器はTOTOのC48AS、便座はTOTOウォシュレットPS2K(TCF5554P)でした。

ウォシュレットのリモコンが低い位置にあって操作性が悪そうでした。

手洗場はTOTOのL7Rが設置されていました。

室内はあまり広くありませんでした。

ホテル棟1F

	小便器 (台)	和式 (台)	洋式 (台)	ベッド系	ベビーチェア	オストメイト	温水洗浄便座
男性用	4	―	2	×	×	×	〇

手洗場はTOTOのL548が3台の設置でした。

小便器はTOTOのU306Cが4台の設置でした。

大便器個室は洋式2室の設置でした。

便器はTOTOのC48SR、便座はTOTOウォシュレットP(TCF587)でした。

ホテル棟50F

	小便器 (台)	和式 (台)	洋式 (台)	ベッド系	ベビーチェア	オストメイト	温水洗浄便座
男性用	3	―	2	×	×	×	〇

手洗場はTOTOのL548が3台の設置でした。

手洗場はTOTOのL548が3台の設置でした。

大便器個室は洋式2室の設置でした。

どちらの個室も便器はTOTOのC48SR、便座はTOTOウォシュレットP(TCF587)でした。

ホテル棟68F

	小便器 (台)	和式 (台)	洋式 (台)	ベッド系	ベビーチェア	オストメイト	温水洗浄便座
男性用	3	―	2	×	×	×	〇
多機能	―	―	1	×	×	×	〇

手洗場はTOTOのL548が2台の設置でした。

手洗場はTOTOのL548が3台の設置でした。

大便器個室は洋式2室の設置でした。

どちらの個室も便器はTOTOのC48SR、便座はTOTOウォシュレットP(TCF587)でした。

この階の多機能トイレは男女共用1室の設置だったと思います(もしかしたら男女別の設置だったかもしれない)。

便器はTOTOのC48AS、便座はTOTOウォシュレットPS2K(TCF5554P)でした。

手洗場はTOTOのL7Rが設置されていました。

室内はあまり広くありませんでした。

ホテル棟70F

	小便器 (台)	和式 (台)	洋式 (台)	ベッド系	ベビーチェア	オストメイト	温水洗浄便座
男性用	4	―	2	×	×	×	〇
多機能(男性用)	―	―	1	×	×	×	〇

手洗場はTOTOのL548が4台の設置でした。

【珍品】小便器はINAX(LIXIL)のU-106が設置されていました。便器のカラーはイナスブラックN1と思われます。また便器の上部に金色の線が入っているように見えますが、これは室内の照明が反射したものと思われます(現地で見たときはそんな線はなかった気がする)。

U-106はINAXマークが制定された後は基本的に便器上部(給水管の手前あたり)にロゴが印字されていますが、この便器にはその位置にロゴが印字されていません。三菱地所の物件では小便器などを中心にメーカーロゴが目立たない位置に印字された器具を設置する傾向にあるのでここもそういった器具が設置されたものと思われます。他の階にあったTOTOのU306Cも通常とは違う位置にロゴが印字されていたと記憶しています。

他の階や後述する大便器らTOTO製の器具が設置されている中、ここだけINAX製の器具が設置されているのが面白いところであります。ちなみに一部の客室にもINAX製の便器が設置されていた模様です。

大便器個室は洋式2室の設置でした。

どちらの個室も便器はTOTOのC48SR、便座はTOTOウォシュレットP(TCF587)でした。

この階の多機能トイレはたしか男女別の設置だったと思います。

便器はTOTOのC48AS、便座はTOTOウォシュレットPS2K(TCF5554P)でした。

手洗場はTOTOのL7Rが設置されていました。

室内はあまり広くなかったです。

客室トイレ(スカイリゾートフロア「アトリエ」　コンフォートツイン)

今回はスカイリゾートフロア「アトリエ」のコンフォートツインの部屋に宿泊しました。

このタイプの客室は3点ユニットになっていました。

TOTOの「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」CS497BD(便器)＋SP496BAY(タンク)が設置されていました。便座はTOTOウォシュレットHX2(TCF5022)が設置されていました。2024年7月時点はこのようになっていましたが、かつてはTOTOのC406(サイホンボルテックス式)が設置されていたようです。

手洗場はTOTOのL546が設置されていました。

その他、客室のことについてはこちらをご覧ください↓

【休業】【神奈川県】横浜ロイヤルパークホテル【「アトリエ」コンフォートツイン(ベイブリッジ側)編】

横浜ロイヤルパークホテルについて神奈川県横浜市西区みらとみらい2-2-1みなとみらい地区のシンボルである横浜ランドマークタワー内にあるホテルです。三菱地所グループが展開する「ロイヤルパークホテルズ」に属しています。ホテル自体は2棟のビルに分

hotelsyukuhaku.com

コメント

高級ホテルなだけあってどのトイレも内装に高級感がありました。また洗浄装置やウォシュレットの交換なども行われていて使い勝手は悪くありませんでした。共用部トイレのウォシュレットなどは2021年以降に交換されたものと思われます。大規模改修で今後、共用部のトイレも改修されるものと思われますが、そう考えるとまだまだ新しいウォシュレットが少しもったいない気がします。もしかしたら交換された当初はまだまだ休館について予定がなく(または期間が定まっていなかった)、しばらく使い続けるつもりだったでしょうか。

しかし一方で基本的な設備は30年前のままで乳幼児設備やオストメイト設備がなかったのが惜しいところでした(まあランドマークタワーの一部階や隣接するランドマークプラザの中に対応したトイレがたくさんありますが)。またどの多機能トイレも狭かったことも残念なポイントです。これらのことについては今後の大規模改修で新たに設置されることを期待したいと思います。