概要
千葉県柏市
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスの駅、柏たなか(かしわたなか)駅。
2005年8月24日に路線とともに開業しました。
つくばエクスプレスでは普通、区間快速、通勤快速、快速が運行されています。このうち通勤快速を除く各種別が終日にわたって運行されています。ここには普通が停車します。
2面2線のホームを有する高架駅です。ホームは3F、改札口は2Fに1か所あります。
乗り場は以下の通りです。
路線 | 方面 | |
1番線 | つくばエクスプレス | 守谷、つくば方面 |
2番線 | つくばエクスプレス | 南流山、北千住、秋葉原方面 |
一日あたりの乗車人員は7,656人(2023年度)です。
駅舎のデザインは高架の軌道が膨らんだことにより駅になるということを意識して設計されています。また外観は利根川の流れや魚をイメージしたものとなっており、断面は変形楕円と形状となっています。設計は建築家の渡辺誠(アーキテクツオフィス)によって手掛けられたものとなっています。
この辺りは「農あるまちづくり」をテーマにまちづくりが進められた地域となっています。これは利根川を背後に古くから豊かな農地によって育まれてきた緑豊かな地域であることがもととなっています。
駅周辺は台地と谷戸の間の斜面にあること、田中調節池の周囲堤を超えるため、線路が高い位置を通過しています。
トイレについて
改札を入って正面奥にあります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 3 | ― | 2 | 〇 ベビーシート 個室外 | 〇 洋式1室 | 〇 パウチ・しびん洗浄水栓付背もたれ | 〇 |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 多目的シート | × | 〇 パウチ・しびん洗浄水栓付背もたれ | 〇 |
男性用トイレ

手洗場はTOTOのL52CSが2台の設置です。

向かい側のスペースには身だしなみコーナーがあります。

身だしなみコーナーの隣にベビーシートが設置されています。

小便器はTOTOのUS800C(E)が3台の設置です。

大便器個室は洋式2室の設置です。
他の駅よりも個室廻りの壁が頑丈にできています。また扉がステンレス地がむき出しになってものになっています。
トイレ内はステンレス素材が多用されていて無機質にも感じます。

手前の個室の便器はTOTOのC480ANが設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5533YR)です。
もともとは和式だったものと思われます。しかし2019年夏時点ではすでに洋式化されていました。ただし当時はまだウォシュレットの設置はありませんでした。

奥の個室は簡易多機能個室となっています。
便器はTOTOのC480Sです。便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5533YR)です。

奥の個室にはベビーチェアが設置されています。
多機能トイレ

便器はTOTOのC480A、便座はTOTOウォシュレットPS2K(TCF5553PR)が設置されています。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL570Aです。

手洗場はTOTOのL270D(と思われる)です。

その他に多目的シートがあります。

室内は広いです。
コメント
きれいなトイレです。ステンレス地むき出しの洗面カウンターや大便器個室の扉など無機質な感じがします。つくばエクスプレス全20駅の中でもこのような造りのトイレはこの駅だけです。駅舎が近未来的な見た目をしているのでトイレもそれに合わせたデザインになっているのでしょうか。
ただし大便器個室廻りは昔の公衆トイレのようにも見えます。
隣の駅
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つくばエクスプレス
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