概要
神奈川県横浜市中区
横浜高速鉄道みなとみらい線の途中駅、馬車道(ばしゃみち)駅。
みなとみらい線は各駅停車、急行、通勤急行、特急、S-TRAIN(座席指定列車)の5つの種別が運行されていますが、ここには各駅停車、急行、通勤急行が停車します。
1面2線のホームを有する地下駅です。ホームはB3F、改札口はB2Fに1か所あります。
乗り場は以下の通りです。
路線 | 方面 | |
1番線 | みなとみらい線 | 元町・中華街方面 |
2番線 | 東急東横線 | 横浜、菊名、武蔵小杉、自由が丘、中目黒、渋谷方面(大半の電車が東京メトロ副都心線へ直通) |
一日あたりの乗降人員は41,286人(2023年度)です。
2004年2月1日のみなとみらい線開通とともにこの駅も開業しました。みなとみらい地区と歴史的建造物が残ってる地域の間にあることから「過去と未来の対比と融合」をコンセプトにデザインされていて、一部の壁には本物のレンガが使用されています。
駅周辺は横浜市役所や赤レンガ倉庫、横浜ハンマーヘッド、横浜北仲ノット、駅名にもなっている馬車道があります。
徒歩圏内にJR桜木町駅(徒歩5分)、横浜市駅地下鉄桜木町駅(徒歩10分)、JR関内駅(徒歩10分)、横浜市営地下鉄関内駅(徒歩5分)、京浜急行日ノ出町駅(徒歩15分)と多数の駅があります。
トイレについて
改札を入って正面にあります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 5 | ― | 5 | 〇 ベビーシート 個室外 | 〇 洋式3室 | × | 〇 |
多機能(左) | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | × | 〇 汚物流し、温水対応 | 〇 |
多機能(右) | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | × | 〇 汚物流し、温水対応 | 〇 |
2023年に改修されました(2023年12月22日使用開始)。この改修によって少なくとも男性用トイレは規模が拡大し、多機能トイレは男女別の設置から男女共用で2室の設置に変更になりました。
男性用トイレ

出入口付近にベビーシートがあります。

手洗場はベビーシートの向かい側にTOTOのLS125DMが1台と

他に3台設置されています。これはTOTOの「マーブライトカウンター」になるのでしょうか。この形状のものはカタログに記載がありませんが…。

手洗場の向かい側にはドレッシングコーナーがあります。

小便器はTOTOのUS900JCSが5台の設置です。

大便器個室は洋式5室の設置です。
手前から1番目の個室は簡易多機能個室になっています。
TOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュバルブ式」CS573Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2(TCF5831Y)が設置されています。

簡易多機能個室にはベビーチェアと

フィッティングボードがあります




2・3番目の個室は通常の広さの個室となっています。
TOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュバルブ式」CS573Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2(TCF5831Y)が設置されています。
2・3番目の個室にもベビーチェアが設置されています。


4・5番目の個室は通常の広さの個室となっています。
TOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュバルブ式」CS573Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2(TCF5831Y)が設置されています。
多機能トイレ(左)
多機能トイレは2室あります。こちらは向かって左側の個室になります。

TOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュバルブ式」CS573Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2K(TCF5841P)が設置されています。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL570Aです。

手洗場はTOTOのL270DMです。

オストメイト設備は汚物流しと混合水栓が設置されています。TOTOの「オストメイト対応トイレパック」になるのでしょうか(後釜の「コンパクトオストメイトパック」の登場とともに製造中止になったと思っていましたが…)。

乳幼児設備はベビーシートがあります。

室内は広いです。
多機能トイレ(右)
こちらは向かって右側の個室です。

TOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュバルブ式」CS573Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2K(TCF5841P)が設置されています。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL570Aです。

手洗場はTOTOのL270DMです。

オストメイト設備は汚物流しと混合水栓が設置されています。

室内は広いです。
コメント
明るくてきれいなトイレです。大便器個室はみなとみらい線の各駅では横浜駅を除いて一番数が多くなっています(トイレ1か所あたり)。
休日の日中は人の出入りが多いですが、19時過ぎの時点ではかなり空いていました(駅自体も日中と比べて人が少ない)。
みなとみらい線は開業時点では駅によってトイレのメーカーが異なっていました。
参考までに
横浜駅…TOTO製(東急電鉄側の管理)
新高島駅…INAX製(2025年1月現在改修工事中)
みなとみらい駅…INAX製
馬車道駅…TOTO製
日本大通り駅…INAX製
元町・中華街駅…TOTO製(2か所あるが2か所とも)
となっていました。
このうち、みなとみらい駅、馬車道駅(この記事)、元町中華街駅(中華街・山下公園改札内)が改修されていますが、何れも改修後はTOTO製の器具が設置されています。つまり今後改修される駅は改修前のメーカーに関係なくTOTO製になる可能性が高そうです。
隣の駅
横浜高速鉄道みなとみらい線
(横浜方面) みなとみらい ← 馬車道 → 日本大通り (元町・中華街方面)
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