概要
千葉県成田市
京成電鉄の成田スカイアクセス線の途中駅、成田湯川(なりたゆかわ)駅。ちなみに一般的に呼ばれている成田スカイアクセス線は愛称であり、正式名称は成田空港線となっています。
成田スカイアクセス線唯一の単独駅です(他の駅は北総鉄道北総線や京成本線と線路を共用している)。
京成成田空港線はアクセス特急とスカイライナー(有料座席指定制)が運行されていますが、ここに停車するのはアクセス特急だけです。
日中、アクセス特急は40分に1本の運行なのに対し、スカイライナーは20分に1本ほどの運行がある為、停車する電車よりも通過する電車のほうが多いのが特徴です。
2面2線のホームと通過線2線を有する高架駅です。両端の2線にホームがあり、中央の2線が通過線となる新幹線型配線になっています。ただし成田湯川駅を出るとすぐに成田空港方面は単線となります。
乗り場は以下の通りです。
乗り場 | 路線 | 方面 |
1番線 | 成田スカイアクセス線 | 印旛日本医大・千葉ニュータウン中央・新鎌ヶ谷・京成高砂方面 |
2番線 | 成田スカイアクセス線 | 空港第2ビル・成田空港方面 |
一日あたりの乗降人員は1,824人(2023年度)です。京成の駅では下(最下位)から数えたほうが早いくらい利用者は少ないです。
2010年7月17日に開業しました。同日に成田スカイアクセス線も開通しています。
一部のアクセス特急はここでスカイライナーの通過待ちを行います。
駅周辺は成田ニュータウンの北端に位置しています。駅前広場の手前まで住宅がありますが、なぜか駅前広場内には全く建物がありません(駅舎と公衆トイレを除く)。立派な高架駅と殺風景な駅前広場がなんとなく地方の新幹線単独駅みたいな雰囲気です。
成田市の中心部であるJR成田駅及び京成成田駅はここから4㎞ほどの場所にあり、成田湯川駅~JR成田駅西口を結ぶバスが頻繁に運行されています(日中は5本/hほどの運行がある)。
JR成田駅までバスが頻繁に運行されていること、初乗り運賃が非常に高いこと(隣の印旛日本医大までIC運賃で462円、空港第2ビル駅までIC運賃で524円)、停車する電車が40分間隔であることから利用者は伸び悩み気味です。
トイレについて
改札を入って正面にあります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 3 | ― | 2 | 〇 ベビーシート 個室外 | 〇 洋式1室 | × | 〇 |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 多目的シート | × | 〇 汚物流し・温水対応 | 〇 |
男性用トイレ

手洗場はINAX(LIXIL)のL-2594ANCが2台の設置です。

男性用トイレ内にはベビーシートが設置されています。

小便器はINAX(LIXIL)のAWU-807R系が3台の設置です。

大便器個室は洋式2室の設置です。
手前の個室は簡易多機能個室になっています。
INAX(LIXIL)の「センサー大便器」BC-950S(便器)+DV-155AF(機能部)が設置されています。

簡易多機能個室内には小型手洗器(INAX(LIXIL) L-A74)が設置されています。

乳幼児設備はベビーチェアとフィッティングボードがあります。

奥の個室は通常の広さの個室となっています。
便器はINAX(LIXIL)のC-5R、便座はLIXIL(INAX)のシャワートイレPBタイプ(CW-PB11F)が設置されています。
多機能トイレ

INAX(LIXIL)の「センサー大便器」BC-950S(便器)+DV-155AF(機能部)が設置されています。
便器付近の小型手洗器はINAX(LIXIL)のAWL-71です。

手洗場はINAX(LIXIL)のL-275ANです。

オストメイト設備は汚物流しと温水対応の混合水栓があります。

乳幼児設備はベビーチェアがあります。

その他に多目的シートがあります。


室内は広いです。
コメント
明るくてきれいなトイレです。京成電鉄の中でもかなりレベルが高いトイレです。
駅利用者が少ないこともあってこの駅のトイレが混むことはまずないでしょう。しかし成田空港に行く途中にトイレに行きたくなったからといってここで降りてしまうと次の電車まで40分待つことになります。ここで途中下車することは現実的ではありません。
隣の駅
成田スカイアクセス線

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