概要
神奈川県横浜市旭区
相模鉄道の相鉄本線の駅、希望ヶ丘(きぼうがおか)駅。駅番号はSO11です。
相鉄本線では各駅停車・快速・通勤急行・特急が運行されていますが、ここには各駅停車・快速・通勤急行が停車します。
2面2線のホームと橋上駅舎を有します。改札口は1か所で出入口は南口と北口の2か所あります。
乗り場は以下の通りです。
路線 | 方面 | |
1番線 | 相鉄本線 | 大和・海老名・湘南台方面 |
2番線 | 相鉄本線 | 西谷・横浜方面 |
一日あたりの乗降人員は30,850人(2023年度)です。2023年度は27駅中11位となっています。
希望ヶ丘駅自体は旭区にありますが、瀬谷区や泉区にも近い為か、両区の住民の利用もあります。
「希望ヶ丘」という駅名は一般公募によって決まったものであり、現在の駅所在地である中希望が丘も駅名から取られています。なおこの一般公募は戦後の相鉄沿線では早期に住宅開発が始まった場所であり、戦後の混乱期から立ち上がり「明るい未来を目指す」という願いが込められていました。
現在の駅舎は2000年に完成したものになります。この時に橋上化されました。なお橋上化前はホーム別に駅舎があったようです。
トイレについて
改札を入って右側、1番線ホームへ降りるエレベーターやエスカレーターのそばにあります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 4 | ― | 3 | × | 〇 洋式1室 | × | 〇 |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | × | 〇 パウチ・しびん洗浄水栓 | × |
男性用トイレ
男性用トイレだけ改修されています。つまり女性用トイレと多機能トイレは古いままということです(女性用トイレは外観の古さから推測)。いつごろ改修されたのか詳しい時期はわかりませんが、エレベーターが設置された2011年ごろではないかと思われます。1番線ホーム行エレベーターへの通路を確保するために既存の男性用トイレの面積を削る必要があって改修されたものと思われます。

手洗場はTOTOのL710Cが2台の設置です。

小便器はTOTOのUS800C(E)が4台の設置です。

大便器個室は洋式3室の設置です。
手前の2室は通常の広さの個室になります。
TOTOの「ネオレストD1」CS966B(便器)+TCF9563R/RJ V70W)が設置されています。

一番奥の1室は簡易多機能個室になっています。
TOTO「ネオレストRS1」CS921BP(便器)+TCF9510(機能部)が設置されています。

簡易多機能個室内には小型手洗器(TOTO L570A)が設置されています。

乳幼児設備はベビーチェアがあります。

室内は広く奥行きがあります。
多機能トイレ

便器はTOTOのC48ASです。
オストメイト設備はTOTOの「パウチ・しびん洗浄水栓」が設置されています。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL593です。

手洗場はTOTOのL103Aです。

乳幼児設備はベビーシートがあります。

室内は標準的な広さです。
コメント
男性用トイレと多機能トイレの格差が激しいです。
男性用トイレは明るくてきれいです。多機能トイレは汚くはありませんが、全体的に古さが目立つうえに内装の色調のせいか薄暗い印象です。
おそらく男性用トイレは止む無く改修されたものと思われますが、同時に女性用トイレや多機能トイレも改修したほうがよかったのではないかと個人的には思います。
調査で来た範囲では希望ヶ丘駅と改札外に横浜市管理の公衆トイレしかない西横浜駅を除いてどの駅の多機能トイレにもウォシュレットの設置がありました。いい加減この駅にも多機能トイレにもウォシュレットの導入(と改修)を行ってほしいところです。
隣の駅
相鉄本線

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