概要
神奈川県横浜市西区
東急電鉄の東横線および横浜高速鉄道のみなとみらい線の駅、横浜(よこはま)駅。駅番号は東急電鉄側がTY21、横浜高速鉄道側がMM01です。なお東横線は渋谷~横浜の路線、みなとみらい線は横浜~元町・中華街間の路線と横浜駅を境に路線名が異なりますが、横浜駅を通る電車は朝晩の一部を除いてすべて直通運転を行っています。ちなみに2社共同使用駅となっていますが、駅の管理は東急電鉄側が行っています。
言わずと知れた神奈川県最大のターミナル駅です。
JR各線、京浜急行(京急)本線、相模鉄道(相鉄)本線、横浜市営地下鉄ブルーラインとの乗換駅です。この先、渋谷方面は武蔵小杉や渋谷などJR東日本との競合区間が多数あります。
この区間は各駅停車、急行、通勤急行、特急、S-TRAIN(座席指定列車)の5つの種別が運行されていますが、横浜駅にはすべて停車します。
1面2線のホームを有する地下駅です。改札口はB3Fに2か所あり、南側に南改札、北側に正面改札があります。2つの改札口は改札内の同一階で階段などの移動なく行き来できます。ホームはB5Fにあります。
地下深くにある為か他の鉄道会社との乗換には少し時間がかかります。
乗り場は以下の通りです。
路線 | 方面 | |
1番線 | みなとみらい線 | みなとみらい、元町・中華街方面 |
2番線 | 横浜線 | 菊名、武蔵小杉、自由が丘、中目黒、渋谷方面(大半の電車が東京メトロ副都心線へ直通) |
東急側の一日あたりの乗降人員は308,286人(2023年度)で渋谷駅に次いで2番目に利用者が多い駅となっています。
横浜高速鉄道側の一日あたりの乗降人員は197,819人(2023年度)です。
ちなみにどちらも東横線~みなとみらい線の直通利用の人員も含まれているので実際の横浜駅の利用者はもう少し少ないものと思われます。
現在の駅は2004年1月31日より利用を開始したものになります。2004年1月30日以前は高架駅となっており、JR東日本の駅の隣にありました。またこの当時、東横線は渋谷~桜木町の路線でみなとみらい線はまだ開業していませんでした。横浜~桜木町間の廃止及びみなとみらい線の開通(開通自体は地下化の一日後の2004年2月1日)と東横線との直通運転に伴い現在地に移転しました。
トイレについて
B3Fの改札内コンコースにあります。南改札と正面改札の中間あたりにあります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 8 | ― | 10 | × | 〇 洋式2室 | × | 〇 |
多機能① | ― | ― | 1 | × | × | 〇 汚物流し、温水対応 | 〇 |
多機能② | ― | ― | 1 | × | × | 〇 汚物流し、温水対応 | 〇 |
男女共用① | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | 〇 | × | 〇 |
男女共用① | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | 〇 | × | 〇 |
利用者がとても多いことや東急を代表するような駅ということもあって規模は大きいですし、多機能トイレが2室あったり、男女共用個室が用意されていたりとなかなか気合の入ったトイレです。
外観など
この写真は南改札側から撮影したものになります。
写真の角度から見ると手前左側に男性用トイレ、突き当りを左に曲がると多機能トイレ・男女共用トイレ、突き当りを裏に回り込むと女性用トイレがあります。
このトイレは2020年3月に完成しました。以前のトイレは2004年の地下化時からあるトイレでその時から規模も大きかったですが、設計された時代が時代だからか現在のように男女共用トイレの設置はなく、多機能トイレも男女別の設置となっていました。
点字案内板です。先述したとおり大規模なトイレであることがこれでわかるでしょうか。
男性用トイレ
手洗場はTOTOのL505が向かい合わせで6台設置されています。
小便器はTOTOのUS900R(と思われる)が8台の設置でした。
大便器個室は洋式10室の設置です。
手前から1・2番目の個室はTOTOの「壁掛大便器セット」CS573Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS1(TCF5503PR系)です。
手前から3番目の個室はTOTOの「壁掛大便器セット」CS573Pが設置されています。便座は交換されたのかTOTOウォシュレットPS1(TCF5504系)が設置されています。
手前から4番目の個室もTOTOの「壁掛大便器セット」CS573Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS1(TCF5503PR系)です。
手前から5・6番目の個室もTOTOの「壁掛大便器セット」CS573Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS1(TCF5503PR系)です。
手前から5・6番目の個室にはベビーチェアが設置されています。
手前から7・8・9番目の個室もTOTOの「壁掛大便器セット」CS573Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS1(TCF5503PR系)です。
一番奥(10番目)の個室もTOTOの「壁掛大便器セット」CS573Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS1(TCF5503PR系)です。
この個室は少しだけスペースが広くとられており、扉は外開き戸、手すりはL字と他の個室とは若干仕様が異なります。
多機能トイレ、男女共用個室
ここは多機能トイレの他に男女共用トイレ(洋式個室)も設置されています。
左側2室が多機能トイレ(自動扉)、右側2室が男女共用トイレ(手動引き戸)となっています。
多機能トイレ①
こちら側は手前側の個室になります。
TOTOの「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」が設置されています。
便器はTOTOのCS530P、便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP1K(?)が設置されています。
便器付近の小型手洗器は「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」専用品です。
手洗場は「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」専用品です。
オストメイト設備も「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」の付属品です。
全景です。一応TOTOが推奨している最低寸法はクリアしているようですが、なんとなく狭い気がします。多機能トイレについては改修前のほうが広かったです。
※多機能トイレ①内には乳幼児設備はありません。
多機能トイレ②
こちらは奥側の個室です。
TOTOの「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」が設置されています。
便器はTOTOのCS530P、便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP1K(?)が設置されています。
便器付近の小型手洗器は「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」専用品です。
手洗場は「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」専用品です。
オストメイト設備も「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」の付属品です。
全景です。こちらもなんとなく狭い気がします。
※多機能トイレ②内には乳幼児設備はありません。
男女共用トイレ①
こちらは手前側の個室です。
TOTOの「壁掛大便器セット」CS573Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS1(TCF5503PR系)です。
手洗場はTOTOのLS125DMです。
乳幼児設備はベビーチェアと
フィッティングボード、ベビーシートがあります。
全景です。ベビーカーは無理なく入れると思いますが、車いすでの利用は難しそうです。
男女共用トイレ②
こちらは奥側の個室です。
TOTOの「壁掛大便器セット」CS573Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS1(TCF5503PR系)です。
手洗場はTOTOのLS125DMです。
乳幼児設備はベビーチェアとベビーシート、
フィッティングボードがあります。
手前側の個室よりもスペースは広いです。こちらもベビーカーは難なく入れると思いますが、車いすでの利用は難しそうです…というか車いすで利用するなら素直に多機能トイレを利用したほうがよさそうです。
コメント
きれいなトイレです。
早朝に調査したので空いていましたが、大ターミナル駅という場所柄、日中はこの規模でも混雑することがあるのではないかと思います。
周辺のトイレ
- JR東日本
- 京浜急行
- 相模鉄道
- 横浜市営地下鉄
隣の駅
東急東横線
(渋谷方面) 反町 ← 横浜
横浜高速鉄道みなとみらい線
横浜 → 新高島 (元町・中華街方面)
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