概要
神奈川県横浜市港北区
JR横浜線の駅、新横浜(しんよこはま)駅。東海道新幹線、横浜市営地下鉄ブルーライン、東急新横浜線、相鉄新横浜線との乗換駅です。
横浜線では各駅停車と快速が運行されていますが、どちらも停車します。
横浜線側は1面2線のホームと橋上駅舎を有しています。改札口は横浜線直上の橋上駅舎内に篠原口(M3F)、東海道新幹線の高架下に北口(2F)があります。その他に東海道新幹線との乗り換え改札が2か所(西のりかえ口、東のりかえ口)あります。北口が新横浜駅のメインの改札口となっていて篠原口は裏口の扱いになっています。また北口と篠原口では街並みも大きく異なります。
ちなみに東海道新幹線はJR東海、横浜線はJR東日本の路線となっています。駅施設はJR東海のものとなっていて看板などを中心に大半の施設がJR東海仕様になっていますが、篠原口と横浜線ホームについてはJR東日本仕様になっています(篠原口についてはJR東日本の係員が配置されている)。
横浜線の乗り場は以下の通りです。
路線 | 方面 | |
5番線 | 横浜線 | (上り)東神奈川方面(一部京浜東北・根岸線へ直通) |
6番線 | 横浜線 | (下り)町田・橋本・八王子方面 |
一日あたりの乗車人員は47,580人(2023年度)です。もともと横浜市中心部からは横浜市営地下鉄からでもアクセスできたことに加え、2023年に東急新横浜線、相鉄新横浜線が開通したこともあって複数路線との乗換駅としては利用者は少なめです。ちなみに東急新横浜線が開通したことにより、東急沿線から新横浜に行く場合、お隣の菊名駅で乗り換える必要がなくなったためか利用者数は減少しています。
1964年10月1日の東海道新幹線開通とともにこの駅も開業しました。横浜線側にも同時に駅が設けられました。
開業しばらくは駅周辺に何もなかったといわれており、当時の東海道新幹線速達列車であった「ひかり」も全列車通過していましたが、徐々に開発が進み、1976年に「ひかり」が停車するようになってからは急速に街が発展していきました。
ただし北口周辺は都会の街並みですが、篠原口は目立った施設もなく閑散とした印象です。
トイレについて
横浜線側のトイレはホーム八王子寄りの先端にあります。ちなみにこのほかに東海道新幹線改札内にも2か所トイレがあります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 4 | ― | 3 | 〇 ベビーシート | 〇 洋式3室 | × | 〇 |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | × | 〇 汚物流し・温水対応 | 〇 |
男性用トイレ
手洗場はTOTOのLS135DMが2台の設置です。
小便器はTOTOのUS900R(と思われる)が4台の設置です。
大便器個室は洋式3室の設置です。
うち1室はTOTOのCS476BP V4が設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5534Y)です。
個室内にはベビーチェアもあります。
さらにもう1室はTOTOのCS476BP V4と便器は同様ですが、便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5533YR)です。
この個室にもベビーチェアがあります。
残る1室(一番奥の個室)は室内が広くなっています。扉は外開き戸となっています。
こちらも便器はTOTOのCS476BP V4、便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5533YR)です。
ちなみにCS476BP V4は2015年~2017年ごろに改修されたトイレで採用されていた器具です。ここは洗浄ボタンも旧型のものが設置されていますが、現トイレに改修されたのは2018年以降だと思われますし、改修前のトイレから器具を流用したとも思えません(そもそも改修前のトイレとはレイアウトも違いますし、使用器具も異なりますが)。ちょっと謎です。
一番奥の個室にもベビーチェアがあります。
その他にこの個室にはベビーシートも設置されています。
多機能トイレ
TOTOの「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」が設置されています。
便器はTOTOのCS530P、便座はTOTOウォシュレットPS2AK(TCF5553AUPR)です。
便器付近の小型手洗器は「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」専用品です。
手洗場は「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」専用品です。
オストメイト設備も「コンパクト・バリアフリートイレパック(コンパクト多機能トイレパック)」の付属品です。
乳幼児設備はベビーシートがあります。
室内は標準的な広さです。
コメント
きれいなトイレです。
またここには横浜線の駅ではまだまだ数少ないウォシュレットが設置されています。
改札口への動線から外れているホームの端っこという場所柄か思ったよりも空いている印象です(そこそこ人の出入りはありますが)。その代わり改札階にトイレがある東海道新幹線側のトイレは混雑しているものと思われます(そもそも横浜線の3倍くらい利用者がいるわけですが)。東海道新幹線との乗換でこの駅を利用する場合は横浜線側のトイレに行くのをお勧めします。
隣の駅
横浜線
コメント
新幹線が通ってるのが理由なのかめちゃくちゃ綺麗ですね東京駅よりも綺麗w
ウォシュレット、石鹸完璧ですし緊急時にも使えそうですね!
で昨日大師前駅行きましたが昔の新田駅みたいなトイレで全て和式でした…改修に期待ですね
トイレマニアさん
新幹線が通っているというよりも乗換駅で利用者も多いから比較的新しいトイレがあるという感じがします。東京駅よりもきれいなのは単純に利用者が少ないからではないかと思います。
ウォシュレット、石鹸もありますし、ホーム上のトイレなので電車を降りてすぐに駆け込めるのもよいですね。
大師前駅のトイレってまだ和式しかないのですか。一応観光地の駅なのに。最近、東武線に乗る機会がないのでトイレの変貌に疎いですが、2020年代に入ってから今まで以上にトイレの改修に力が入っているように思ったのでちょっと意外です。