概要
静岡県熱海市
錦ヶ浦の北東部、崖から海上にかけて聳え立つ大きな建物「ホテルニューアカオ オーシャンウィング」。断崖絶壁に位置するこの建物は熱海では有名な建築物であり、著名なホテルでもあります。
まるで海に建っているようにも見えるこの建物は当時でも建てるのに難儀したと言われています。しかも現在の法律ではこのような建物を建てることはもうできません。
1973年に「ホテルニューアカオ」として株式会社ホテルニューアカオ(現在のACAO SPA&RESORT株式会社)運営の元、開業しました。建物以外にも全室海が見える客室やオーシャンビューレストラン「メインダイニング錦」などこのホテルを語る上では欠かせない施設が多数存在していましたが、新型コロナウイルスによる客足の遠のきなどの理由により、2021年に営業を終了しました(ちょうどこのころ社名も変わった)。そして2022年11月にホテルマイステイズなどを運営する株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメントへと事業が譲渡され、2023年7月より営業を再開しました。
現在、敷地内で株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメントが運営する施設は「ホテルニューアカオ オーシャンウィング」の他、もう一つの宿泊棟である「ホテルニューアカオ ホライゾンウィング」、喫茶店の「花の妖精」、宿泊者専用温泉「スパリウムニシキ」(オーシャンウィングとホライゾンウィングを結ぶ通路の途中にある)の4つとなっております。
オーシャンウイング館内についてはこちら↓
フロア構成
フロア | 主要施設 |
17F | オーシャンウィングフロント、ロビー |
15F | ホライゾンウィングとスパリウムニシキへの連絡通路、和式広間「舵の間」「舫の間」「航の間」、会議室「翡翠の間」「真珠の間」、「サロン・ド・錦鱗」 |
14F | 客室 |
12F | 客室、和式広間「錦松」「羽衣」 |
11F~3F | 客室 |
2F | メインダイニング錦、洋式広間「珊瑚の間」「琥珀の間」「瑪瑙の間」、ショッピングコーナー、ラウンジ「アビース」 |
1F | 露天風呂「波音」、缶詰BAR 缶蔵、ゲームセンター、カラオケルーム、射的、インドアプール、オーシャンプール、アクティビティカウンター |
客室(オーシャンウィング)
客室の種類 | 部屋の広さ |
スタンダードツイン | 25㎡ |
スーペリアツイン | 24㎡ |
デラックスツイン | 54㎡ |
デラックストリプル | 55㎡ |
スタンダード和洋室(6畳+ツイン) | 63㎡ |
スーペリア和洋室(10畳+ツイン) | 53㎡ |
デラックス和洋室(10畳+ツイン) | 53~64㎡ |
プレミア和洋室(10畳+ツイン) | 55㎡ |
和室ツイン | 27㎡ |
和室6畳 | 24~27㎡ |
和室7.5~8畳 | 28~31㎡ |
和室10畳 | 36㎡ |
和室二間(12畳+6畳) | 53~64㎡ |
和室(12.5畳+10畳) | 130㎡ |
ジュニアスイート | 68~83㎡ |
インペリアルスイート | 203㎡ |
トイレについて
共用部トイレ
共用部のトイレは以下の場所にあります。
巨大な建物なだけあってオーシャンウィングだけでも多数の共用トイレがあります。
男女の区別 | 多機能トイレ | 和式便器 | 洋式便器 | 温水洗浄便座 | |
17F | 有 | 無 | 無 | 有 | 有 |
15F | 有 | 無 | 無 | 有 | 有 |
12F | 有 | 無 | 無 | 有 | 有 |
7F | 有 | 無 | 無 | 有 | 有 |
2F | 有 | 無 | 無 | 有 | 有 |
2F「メインダイニング錦」出入口側 | 有 | 無 | 無 | 有 | 有 |
2F「メインダイニング錦」奥側 | 有 | 無 | 無 | 有 | 有 |
1F | 有 | 無 | 無 | 有 | 有 |
1F大浴場「波音」脱衣所内 | 有 | 無 | 無 | 有 | 有 |
インドアプール内(未撮影) | 有 | 無 | 無 | 有 | 有 |
オーシャンプール脱衣所 | 有 | 無 | 無 | 有 | 有 |
屋上庭園付近(現在使用禁止) | 無 | 無 | 有 | 無 | ― |
17F
17Fのトイレは2024年9月〜エレベーター増設工事に伴って、支障となる為か閉鎖されました。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 3 | ― | 1 | × | × | × | 〇 |
男性用トイレ
手洗場はTOTOのL525系(またはL507系)が2台の設置です。
ブレた写真で申し訳ありません(現在はエレベーター増設工事で閉鎖されている為、再撮影できなかったもので…)
小便器はTOTOのU508Cが1台とU507Cが2台の計3台設置されています。
大便器個室は洋式1室の設置です。
TOTOの「ネオレストAH1」CS987B(便器)+TCF9787(機能部)が設置されています。
高価な便器が設置されています。しかし便蓋の自動開閉機能が壊れてしまっているため、近づいても便蓋が途中までしか上がりません。
便器洗浄動画です。
15F
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 5 | ― | 2 | × | × | × | 〇 |
男性用トイレ
手洗場はTOTOのL507Rが3台の設置です。
小便器はTOTOのU507Cが5台の設置です。
大便器個室は洋式2室の設置です。
TOTOの「ネオレストDH1」CS987BM(便器)+TCF9564(機能部)が設置されています。
せっかくネオレストが設置されているのに水圧不足のようで洗浄不良気味なうえに洗浄に通常よりも時間がかかっています(ちなみに17Fのトイレは正常な流れ方をします)。ここに設置されているのはハイブリッドエコロジーシステムが採用されていて水圧にはあまり影響されないはずなんですが…。
洗浄動画です。
12F
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 2 | ― | 2 | × | × | × | 〇 |
男性用トイレ
手洗場はメーカー不明のものが1台設置されています。おそらく海外製だと思われます。。
小便器はTOTOのU500が2台の設置です。
大便器個室は洋式2室の設置です。
2室ともTOTOの「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」CS497B(C)D(便器)+SP496BAY(タンク)が設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS2A(TCF5533AUR)です。
7F
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 2 | ― | 2 | × | × | × | 〇 |
男性用トイレ
手洗場はメーカー不明のものが1台の設置です。
小便器はTOTOのU500が2台の設置です。
大便器個室は洋式2室の設置です。
便器はTOTOのCS140が設置されています。便座はTOTOウォシュレットSB(TCF6020)です。
オーシャンウィングでは客室を除いて唯一の洗い落とし式便器です。なぜかここだけ他よりも安価な便器が設置されています。また便器よりもウォシュレットのほうが古いという珍しい現象が起きています。
奥の個室はTOTOの「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」CS497B(C)D(便器)+SP496BAY(タンク)が設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS2A(TCF5533AUR)です。
2F
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 4 | ― | 1 | × | × | × | 〇 |
男性用トイレ
手洗場はTOTOのL525RCが1台の設置です。
小便器はTOTOのU507Cが4台の設置です。
大便器個室は洋式1室の設置です。
TOTOの「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」CS497B(C)D(便器)+SP496BAY(タンク)が設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS2A(TCF5533AUR)です。
2F「メインダイニング錦」出入口側
メインダイニング錦はホテルニューアカオのメインの食事会場となっています(他にはホライゾンウィングに日本料理「舞扇」とレストラン「ボヌール」(フランス料理)がある)。
かなり大きな会場なためかトイレは2か所あります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 4 | ― | 2 | × | × | × | 〇 |
男性用トイレ
『珍品』手洗場はTOTOのL511が2台の設置です。
小便器はTOTOのU307Rが4台の設置です。
大便器個室は洋式2室の設置です。
どちらもTOTOの「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」CS497B(C)D(便器)+SP496BAY(タンク)が設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS2A(TCF5533AUR)です。
大便器個室については器具が更新されていますが、以前は和式1、洋式1の設置だったのではないかと思います(給水配管の取り回しからすると)。
2F「メインダイニング錦」奥側
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 5 | ― | 2 | × | × | × | 〇 |
男性用トイレ
『珍品』手洗場はTOTOのL511が2台の設置です。
小便器はTOTOのU307Rが4台の設置です。
大便器個室は洋式2室の設置です。
どちらもTOTOの「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」CS497B(C)D(便器)+SP496BAY(タンク)が設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS2A(TCF5533AUR)です。
大便器個室については器具が更新されていますが、以前は和式1、洋式1の設置だったのではないかと思います(給水配管の取り回しからすると)。
1F
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 2 | ― | 1 | × | × | × | 〇 |
男性用トイレ
手洗場はLIXIL(INAX)のL-A74系が1台の設置です。
小便器はTOTOのU507Cが2台の設置です。
大便器個室は洋式1室の設置です。
TOTOの「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」CS497B(C)D(便器)+SP496BAY(タンク)が設置されています。便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2A(TCF5830AUR)です。
1F大浴場「波音」脱衣所内
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | ― | ― | 1 | × | × | × | 〇 |
男湯側
大便器個室(洋式)1室だけの設置です。小便器はありません。
TOTOの「ウォシュレット一体型便器GG3」CS870B(便器)+TCF9434(機能部)があります。
手洗場はTOTOのL701です。
インドアプール内
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | ― | ― | 1 | × | × | × | 〇 |
男性用トイレ
撮影してません。
手洗場はどうだったか忘れましたが、大便器個室は洋式1室でTOTOの「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」CS497B(C)D(便器)+SP496BAY(タンク)が設置されていました。便座はTOTOウォシュレットPS2A(TCF5533AUR)でした。
オーシャンプール脱衣所
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | ― | ― | 1 | × | × | × | 〇 |
男性用トイレ
大便器個室(洋式)1室だけの設置です。小便器はありません。
TOTOの「ウォシュレット一体型便器HV」CS843BM(便器)+TCF968(機能部)があります。
屋上庭園付近
現在、このトイレの手前にパーテーションが置かれて使用できないようになっています。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男女共用 | 1 | 1 | ― | × | × | × | ― |
男女共用トイレ
『珍品』手洗場はTOTOのL238CFが1台の設置でした。
小便器はTOTOのU307Rが1台の設置でした。
大便器個室は和式1室の設置でした。
TOTOのC750Vが設置されていました。
このトイレ自体は撮影時点で使用されていなかったらしく清掃がされていなかった上にごみが散乱していました。
客室トイレ
全客室に洋式便器が設置されています。ただし客室によっては3点ユニットだったりトイレ風呂別だったりと違いがあります。
スーペリアツイン(3016号室)
2023年7月にリニューアルされた客室になります。
客室についてはこちら↓
この部屋は3点ユニットになっています。
LIXIL(INAX)のYBC-Z30H(便器)+DT-Z350H(ロータンク)が設置されています。便座はLIXIL(INAX)シャワートイレUS200タイプ(CW-US221)です。
洗浄動画です。
手洗場はLIXIL(INAX)のL-555FCです。
デラックスツイン(1422号室)
客室についてはこちら↓
この部屋はトイレと洗面所が前室にあってさらに扉を隔てた奥に浴室がある造りになっています。
TOTOの「ネオレストSD1」CS953BM(便器)+TCF9562(機能部)が設置されています。
給水取り出し位置や建物の竣工年(1973年築)、そして客単価の高い部屋であることを考えると便器交換前はTOTOのC306が設置されていたのではないかと思われます。
洗浄動画です。
洗面所はTOTOのL525RC(U)が設置されています。
和室ツイン(8071号室)
客室についてはこちら↓
この部屋は3点ユニットになっています。
便器はJanisのC710、ロータンクはJanisのTV11(と思われる)が設置されています。便座はTOTOウォシュレットHX(TCF5012系)ですが、なぜか便座が小さい気がするの気のせいでしょうか(エロンゲートサイズではなくレギュラーサイズにな気がする)。わかる方教えてください。
洗浄動画です。
手洗場もJanis製と思われます。
ちなみに3点ユニットの前にもなぜか洗面所がありました。
和室7.5畳(1019号室)
客室についてはこちら↓
この部屋はトイレと洗面所・風呂が分かれていました。
TOTOのC14RS(便器)+S670(ロータンク)が設置されています。便座はTOTOウォシュレットS2(TCF6131)です。
〄vが陶器に直接印字されています。ということはかなり古い器具ということになります。もしかしたら1973年の開業時から使われている50年を超えた便器かもしれません。
洗面台は浴室内にあります。
TOTOのL710C見たいな形状ですが、陶器製ではなかったと思います(プラスチックか樹脂のような質感だった)。
和室10畳(5025号室)
客室についてはこちら↓
この部屋はトイレと洗面所・風呂が分かれていました。
TOTOのC423(便器)+S526(B)(ロータンク)が設置されています。便座はTOTOウォシュレットS2(TCF6131)です。
こちらも〄vが陶器に直接印字されています。
洗面台は浴室内にあります。
おそらくJanis製と思われます。
和室10畳(6076号室)
客室についてはこちら↓
この部屋はトイレと洗面所・風呂が分かれていました。
TOTOのCS670B(便器)+SH671BA(ロータンク)が設置されています。便座はTOTOウォシュレットS2(TCF6131)です。
便器は交換されています。このホテルは部屋により便器がマチマチで前回設置されていたものが予想しずらいです。
洗面台は浴室内にあります。
おそらくJanis製と思われます。
プレミアム和洋室(3012号室)
客室についてはこちら↓
2023年7月にリニューアルされた客室です。
LIXIL(INAX)の「シャワートイレCL100タイプ」YBC-CL10SU(便器)+DT-CL114AU(機能部)が設置されています。
洗浄動画です。
トイレ内には小型手洗器も設置されています。
洗面所はTOTOのLS717Cが2台設置されています。
浴室は標準的な設備、広さです。
ジュニアスイート(6053号室)
客室についてはこちら↓
部屋の中は全体的にレトロな感じがありますが、水廻りは1990年代(トイレ・洗面所)と2000~2020年代(風呂場)にリニューアルされたようです。
この部屋はトイレと洗面所・風呂が分かれていました。
『珍品』TOTOの「エバジオンシリーズ」C850(便器)+S851B(ロータンク)が設置されています。便座はTOTOウォシュレットS2(TCF6131)が設置されています。
幻と言ってもよいTOTOの「エバジオンシリーズ」の大便器がありました。C850+S851Bは1986年10月~1996年5月の約10年にわたって発売された便器とロータンクの組み合わせですが、独特のデザインと一般的な洋式便器とは異なる座面形状、さらにロータンク式便器である為かパブリックのトイレではほぼ見かけません。また住宅のトイレでもあまり採用は多くなかったのではないかと思われます。この便器に合う形状の便座もかつては発売されていましたが、ここには一般的な便座が設置されています。そのため、便器と便座で形状が合わなくなっています。
便器下部です。正面から見ると中央に溝があります。それがこの便器最大の特徴であります。
座面は特殊な形状になっています。
ロータンクにも中央に溝があります。
手洗水栓も形状も他では見ないものになっています。
ロータンク内部です。
TOTOで発売されている一般的なロータンク式大便器では手洗付きの場合、水栓がロータンクの蓋側についていますが、「エバジオンシリーズ」の場合はロータンク本体側に水栓が付いています。
便器洗浄レバーは交換されて一般的なものになっています。しかしもともと小洗浄にも対応しているはずですが、レバーが交換されたことにより小洗浄ができなくなっています(レバーを手前に引くことしかできなくなっている=大洗浄だけ可能)。
「エバジオン」のロゴです。ロータンクを正面から見て右上にあります。
TOTOのロゴはロータンク右側面の下部にあります。
最後に全体写真です。
便器洗浄動画です。C850はセミサイホン式ですが、ここは洗い落とし式みたいな流れ方をします。ただし多量のトイレットペーパーや大便などを流すと本来の流れ方になります。
ちなみにトイレットペーパーのホルダーも
「エバジオンシリーズ」のものになっています。
ここはX(旧Twitter)でも紹介しています。
洗面所はTOTOのL331Rが設置されています。
風呂場は少し狭いでしょうか。
ほとんどの人が大浴場に行くと思うので狭くてもあまり問題ないのかもしれません。
この部屋で一番新しそうな設備です。
ホライゾンウイングのトイレ
コメント
巨大な建物だからなのかトイレもあちこちにあります。
古い建物ですが、ほとんどのトイレが改修されて建築時からあると思われるトイレは客室くらいしかありません。
客室のトイレは新旧やグレードの違いなど部屋によって全く異なる便器が設置されているのが面白いところです。すべての部屋を調査したとして一体何種類の便器が登場するのか気になるところです。また客室のグレードが高いからと言ってトイレもグレードが高くなるわけではないようです。
きれいに管理されていますが、一部は故障しても放置されているのが気になります(17Fの大便器個室など)。
コメント
このホテルは自分の大好きなホテルで、小さい頃からかれこれ10回は行っており以前使われてた器具を知っているのでここに書かせていただきます。
全てのトイレ(屋上庭園除く)で2016〜18年にかけて共用部の大個室は全て交換されています。
17階はすごく濃い緑色の便器(抹茶みたいな色のu306があったような、大の方は失念)で、15階と2階メインダイニング錦のトイレは仰られてた通り和式と洋式1つずつでした。(10年以上前幼児で母親と15階の女性トイレに入った時は全ての個室がLIXILのサティスだったような記憶がある)
また客室階のトイレ(現在は7階と12階だけだが以前は3〜14階まで全てにあった)は前はかなり古く、11階以外の全ての階で小便器がU37で個室は和式(C125、流れる部分が後ろにある便器)と、洋式(C14、おそらく7階がCS140だったのはこれが要因か)1台ずつ
の構成でした。11階だけ10年以上前に改装済で、その後2017年に12階、18年に3階、19年に4、6、14階がリフォームされましたが、テナントが変わった際に一番最初にリフォームした12階と最後に改修した?(それも洗い落とし便器でコスト削減を図った)7階を残し他を全て閉鎖してしまったのはやや勿体無いように感じてしまいました。
長文になってしまいました、失礼しました。
通りすがりさん
貴重な情報ありがとうございます。
私も2022年に今のホライゾンウイング側に泊まってからこのホテルにはまってしまいました。
今でこそ特に珍しくもない普通の便器が設置されていますが、昔はC125などの貴重な便器が設置されていたのですね。
客室内のトイレは当時の器具が残っていたり、改修されていたりとバラエティに富んでいますが。
小便器に関しては現存するトイレはメインダイニング内を除いて2000年代に交換されたような感じでしたね。
もしよろしければ15階や11階、2階メインダイニングのトイレなどもっと詳しく聞かせていただけないでしょうか。
ホライゾンウイング側のトイレは1994年の建設時からあまり変わってなさそうですが、昔はこうだったとか知っていることがあれば教えてください。
長文大歓迎です。
ご丁寧にありがとうございます。
ただ正直2階も15階もそこまで面白くはなかったです、笑
15階は手前がC750系で奥がC48にウォシュレットPとかの組み合わせだったと思います。小便器はここに関してはもう10年以上前からUH500だったと思います。
2階のメインダイニングも和式がC750vで洋式がC48でした。ただこちらは普通便座でウォシュレットはなかったと記憶しています。
また、2階の売店側のトイレも2017年は小便器がU37で個室がC48に本体操作型のウォシュレットでした。10年以上前向かいの女性用トイレに母親と言った際、3室あって真ん中の個室がC750AVだったようなうろ覚えの記憶があります。
1階横丁側はは6年前に建て直され、お祭りスペースやスパリウム波音の配置が変わりました。スパリウム波音はこの時に広くなり、以前は本当に小さな露天風呂でした(ちなみにスパリウムニシキができる前はオーシャンプール付近に大浴場があった)トイレもその時期に移設されており器具はメインダイニング錦とかと近い仕様(個室は1つだけで洋式のみ)でした。
客室11階は2012年の段階では既に改装されてました。個室が1つだけでサティスで小便器はU- 406でした。なぜこの階だけ新しかったのかは未だに謎です。
ホライゾンウイングに関しては変化はあまりないと思います。オーシャンウイングも基本的に1995年前後に更新したのを2017年以降に器具だけ交換してるって感じだと思います(この際客室階のトイレだけ手が入らなかったと考えられる)
物心ついたばかりのころ、変な便器の形(C125を見て)を強く印象に残っており、のちにネットで品番を特定したり、初めて珍品を意識した場所だったりでかなり個人的に印象に残っている場所だったりします。その頃まだ小さくて自分でブログなどを作ったりはできませんでしたが、今回この場所に以前C125があったことを共有できたこと嬉しく思います。
通りすがりさん
またまたコメントありがとうございます。
15階や2階は便器交換前はフラッシュバルブ式の便器だったのですね。
メインダイニング内の便器はフラッシュバルブの給水跡と思わしきものがあったので予想はできましたが、15階はネオレストRHでも洗浄がうまくいかないくらい水圧が弱いのでロータンク式だと思っていました。
しかし改修前の洋式便器がC48だったのは意外でした。フラッシュバルブ式だった場所は雰囲気的にC21あたりを予想していましたので。
11階のトイレはINAX製だったのですね。最近改修された一部の客室のトイレはINAX製の器具が採用されていましたが、経営者が変わる前からTOTOやINAXのどちらも採用されていたのですね。
スパリウムニシキは比較的新しそうな施設だったこととホライゾンウイング、オーシャンウイングともに大浴場の規模が決して大きいとは言えない感じだったので昔は大浴場がどこにあったのか気になっていましたが、プールらへんにあったのですね。
そういえばオーシャンウイングからホライゾンウイングへ向かう道路に出てすぐのところに公衆トイレ(階段を下りていく、トイレ自体はオーシャンウイングの建物内にある)があったようですが、そこに関しては御存じでしょうか。私が初めて訪れた時にはもう閉鎖されていました。