概要
神奈川県相模原市中央区
JR相模線の途中駅、上溝(かみみぞ)駅。
定期電車はすべて停車します(すべて各駅停車で運転)。
1面1線のホームを有する高架駅となっています。相模線では唯一の高架駅となっています。
乗り場は以下の通りとなっています。
路線 | 方面 |
相模線 | (下り)橋本方面 |
相模線 | (上り)海老名・茅ケ崎方面 |
一日あたりの乗車人員は5,915人(2023年度)となっています。
現在の駅は2001年4月の高架化とともに供用を開始したものであり、同時に駅前広場も整備されました。ついでに高架化とともに駅が少し東に移転しています。
この辺りは相模原市のかつての中心地であり、相模原町時代は町役場が近くいあったようです。現在は駅の北側にさがみはらグリーンプールや野球場を併設した横山公園があり、西側には商店や飲食店があります。また相模線の高架下を貫通している県道57号線を東の方向に進んでいくとJR横浜線の淵野辺駅の近くまで行くことができます(ただし3.6㎞ほど離れているが)。
トイレについて
改札を入って左側にあります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 2 | 1 | 1 | × | × | × | × |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | × | 〇 しびん洗浄水栓 | × |
男性用トイレ
手洗場はTOTOのL237Rが2台の設置です。
小便器はTOTOのU307Cが3台の設置です。
2001年供用のトイレでありながら一斉洗浄方式(しかもハイタンク式)になっています。JR東日本のトイレは比較的遅い時期まで一斉洗浄方式を採用していて他の鉄道会社ではとっくの昔に個別洗浄を採用している中、2010年くらいまで一斉洗浄で竣工する場合が多かったです。その後2011年~2015年くらいは個別洗浄で竣工するトイレが大半でしたが、たまに一斉洗浄もあったりとちょうどこの時期が過渡期だったのではないかと思います。ちなみに最も新しい一斉洗浄式のトイレは2015年に竣工したJR御徒町駅南口改札内のトイレだったりします。
小便器用のハイタンクは木村技研製となっています。1台の設置です。
ものすごく高い位置に設置されています。これを見てメンテナンスが大変そうだなと思ってしまいました。
大便器個室は2室設置されています。
手前の個室は和式です。便器は木村技研製のスーパーカセット便器が設置されています。
和式便器用のハイタンクも木村技研製です。
奥の個室は洋式です。便器はTOTOのC480Sです。
おそらく2001年の竣工当初から洋式だったものと思われます。JR東日本としても相模線の駅としても洋式便器の設置が早かったものと思われます。
JR東日本ではまだまだこの頃は和式の比率が圧倒的に高く、利用者の多い駅を中心にようやく洋式便器の導入が始まった時期でもあります(1990年代後半の時点で東京、池袋、新宿、大宮(新幹線改札内)には洋式があったが)。
洋式便器用のハイタンクも木村技研製です。
多機能トイレ
便器はTOTOのC480ANです。
かつてはTOTOのC480Aが設置されていました。
またハイタンク式でしたが、壊れてしまったのかフラッシュバルブ式に変更されています。
写真に写ってるシャワーヘッドみたいなものはTOTOのしびん洗浄水栓「ケアクリック」です。ここではオストメイト設備として活用されています。
手洗場はTOTOのL103Aです。
乳幼児設備はベビーシートがあります。
室内は少し狭かったと記憶しています。
コメント
JR東日本の駅トイレとしては古い部類になりますが、管理が行き届いていてきれいです。
また男性用トイレは窓があるおかげか明るいです。
少なくとも東京23区内のJR東日本の駅では見かけなくなった和式便器が設置されていますが、相模線の駅ではまだまだ洋式化が進行していないようでここを含めて複数の駅に和式便器が残っています。
周辺のトイレ
上溝駅前公衆トイレ
隣の駅
相模線
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