概要
東京都品川区
東京モノレール羽田空港線の途中駅、天王洲アイル(てんのうずあいる)駅。駅番号はMO 02です。東京臨海高速鉄道りんかい線との乗換駅です。ただし両線は離れた場所にあります。さらに最短ルートだと道路を横断しなければなりません。
東京モノレール羽田空港線では普通、区間快速、空港快速が運行されていますが、ここには普通と区間快速が停車します。
1992年6月19日にモノレール浜松町~大井競馬場前間に新規で開業しました。
2面2線のホームを有する高架駅です。改札口は上階の中央口(橋上駅舎のような構造になっている)と羽田空港第2ターミナル方面ホームの羽田空港第2ターミナル寄りの南口の2か所あります。
中央口は開業時からある改札口ですが、南口は東京臨海高速鉄道りんかい線が開通した2002年に開設された改札口になります。
乗り場は以下の通りです。
路線 | 方面 | |
東側ホーム | 東京モノレール羽田空港線 | 羽田空港第3ターミナル・第1ターミナル・第2ターミナル方面 |
西側ホーム | 東京モノレール羽田空港線 | モノレール浜松町方面 |
2023年度の乗降人員は22,754人となっており、東京モノレール羽田空港線の各駅ではモノレール浜松町、羽田空港第2ターミナルに次いで3番目に利用者が多い駅となっています。
東京モノレール羽田空港線の駅ができる前は倉庫が並ぶような地域でしたが、三菱商事、第一ホテル、宇部興産による再開発事業やシーフォートスクエア(高層ビルなどがある街区の総称)の開業により現在はオフィス街へと変貌しています。ただし現在も倉庫が存在しております。
また東京モノレール羽田空港線の駅はJTBビル(建設当初はUBEビル)内にあります。
ちなみに比較的駅間が短い傾向(1~2km前後)にある東京モノレール羽田空港線ですが、天王洲アイル周辺だけ妙に駅が離れています(モノレール浜松町~天王洲アイル…4.0㎞、天王洲アイル~大井競馬場前…3.1km)。
トイレについて
中央口改札内にあります。男女トイレは改札を入って正面、多機能トイレは改札を入って左後ろの位置にあります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 3 | ― | 2 | × | × | × | 〇 |
多機能 | ― | ― | 1 | × | × | 〇 汚物流し・温水対応 | 〇 |
男性用トイレ
手洗場はTOTOのLS125DMが2台の設置です。
小便器はTOTOのUS900R(と思われる)が3台の設置です。
大便器個室は洋式2室の設置です。室内が狭い為か2室とも折り戸になっています。
手前の個室はTOTOのCS465が設置されています。便座はTOTOウォシュレットP(TCF585S)です。
奥の個室はTOTOのCS460Mが設置されています。便座はTOTOウォシュレットSB(TCF6221)です。
この個室だけ便器やウォシュレット、洗浄装置が改修前のトイレから流用されているようです。
多機能トイレ
TOTOの「コンパクト多機能トイレパック(コンパクト・バリアフリートイレパック)」が設置されています。便器はTOTOのCS530P、便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2AK(TCF5840AMPR)です。
便器付近の小型手洗器は「コンパクト・バリアフリートイレパック」専用品です。
手洗場は「コンパクト・バリアフリートイレパック」専用品です。
オストメイト設備も「コンパクト・バリアフリートイレパック」専用品です。
乳幼児設備はなかったと記憶しています。
室内は少し狭いです。
コメント
きれいで新しめなトイレですが、設備はイマイチです。
特に男性用トイレ、多機能トイレともに乳幼児設備がないのはいかがなものかと思います。確かに周辺はオフィス街で親子連れが訪れるような施設があまりないとは言え、これはどうなのかと思います(しかも新しいトイレなので余計に…)。
周辺のトイレ
【東京臨海高速鉄道】天王洲アイル駅
隣の駅
東京モノレール羽田空港線
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