概要
東京都渋谷区
ここではかつて渋谷駅で使われていたトイレを紹介します。いずれもここ数年の間に移転したため現存しません。
現在のトイレについてはこちらをごらんください↓
ハチ公改札内(~2024年4月6日)
2024年4月7日より現在のトイレが使用開始となったため、このトイレは閉鎖されました。
ちなみにこのトイレ自体が仮設トイレの扱いだったらしく4~6年ほどしか使用されていません。このトイレができる以前も別の場所に男女別のトイレがあったと記憶しています。
具体的な場所は覚えていませんが、ハチ公改札を入ってすぐ左側の自動精算機横の通路を進んだ場所にあったような気がします。
男性用トイレ
手洗場はTOTOのLS135DMが3台の設置でした。
小便器はTOTOのUS900R(と思われる)が8台の設置でした。
大便器個室は洋式3室の設置でした。そのうち1室は簡易多機能個室となっていました。
TOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュタンク式」CS530Pが設置されていました。便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5533YR)でした。
ちなみに移転後のトイレはなぜかウォシュレットが設置されませんでした。
簡易多機能個室にはベビーシート、フィッティングボード、ベビーチェアがありました。
多機能トイレ
多機能トイレについては男女トイレよりも後に使用が開始されたと記憶しています。
TOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュタンク式」CS530Pが設置されていました。便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5533YR)でした。
手洗場はTOTOのLS125DMが設置されていました。
オストメイト設備はTOTOの「コンパクトオストメイトパック」が設置されていました。
乳幼児設備はベビーチェアと
ベビーシートがありました。
南改札内(~2024年?月)
男性用トイレについては2021年11月時点で現在のトイレが供用されていましたが、女性用トイレと多機能トイレはそこから2年半ほど古いままとなっていました。女性用トイレと多機能トイレが現在の位置に移転する前は男性用トイレと女性用トイレ、多機能トイレはかなり離れていました。
2023年1月に山手線ホームが移転してから女性用トイレと多機能トイレ周辺にほかに施設がなくなった上にとても長い通路の先にトイレがある状態となったため、男性が多機能トイレを使うのが非常に難しい状態となっていました。
多機能トイレ
便器はTOTOのC480Nでした。
オストメイト設備としてTOTOの「パウチ・しびん洗浄水栓」が設置されていました。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL570でした。
手洗場はTOTOのL270Dでした。
乳幼児設備はベビーシートが設置されていました。
室内は奥行はありましたが、横幅が狭かったです。
新南改札内(~2024年7月21日)
新南改札は2024年7月21日に改札口自体が移転しましたが、移転前の改札口は現在の場所よりも250mほど恵比寿寄りにありました。
移転前は3・4番線(埼京線、湘南新宿ライン、相鉄直通線)しかつながっていませんでした。
この改札口は2001年4月1日にオープンしたようでトイレもその時にできたものと思われます。
男性用トイレ
手洗場はTOTOのL250DMが2台の設置でした。
小便器はTOTOのUZ105Uが3台の設置でした。
大便器個室は洋式2室の設置でした。
手前の個室はTOTOの「パブリックコンパクト便器・フラッシュバルブ式」CS494Mが設置されていました。
ちなみにこの個室は洋式化された個室で和式時代は木村技研製の「スーパーカセット便器」が設置されていました。
奥の個室はTOTOのC550RUが設置されていました。
こちらはもとから洋式だったものと思われます。
多機能トイレ
※移転前は係員を呼ばないといけない仕様だったので調査していません。
コメント
ハチ公改札や南改札のトイレは混雑していた印象があります。
ハチ公改札は仮設化される前のトイレは2005年ごろに、南改札のトイレは2008年ごろに改修されたと記憶しています。
新南改札のトイレは2001年ごろからそのままとなっていました。
新南改札移転前の時点では渋谷駅で一番古いトイレとなっていましたが、20年くらい前の渋谷駅では割とまともなほうのトイレでした(ハチ公改札側は混雑しているうえに狭かったし、南改札側はほとんどの個室が和式、埼京線ホーム上のトイレは和式しかなかった上に便器の個数がかなり少なかった)。
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