概要
神奈川県横浜市中区
「横浜赤レンガ倉庫」の周辺を整備してできた「赤レンガパーク」。
2002年4月12日にオープンしました。
赤レンガ倉庫はもともと明治政府によって横浜税関新港埠頭倉庫として建設され、1号館(1913年築)と2号館(1911年築)の2つの倉庫が建設されました。しかし1989年までに倉庫としての役割は終え、その後は放置されている状態が続いていましたが、2002年に「横浜赤レンガ倉庫」となって、1号館は展示スペースやホールなどの文化施設に、2号館は商業施設となって生まれ変わり、現在に至ります。同時に赤レンガ倉庫周辺を「赤レンガパーク」として整備されました。
現在はみなとみらい地区を代表する観光施設の1つとなっています。
トイレについて
赤レンガパークのトイレは下記の2か所あります。もちろん「横浜赤レンガ倉庫」(屋内)にも多数のトイレがあります(ここでは紹介しませんが)。
第1トイレ
外観
このトイレは園内北側にあります。
周辺には横浜港駅跡があります。
2棟の建物があり、左側の建物が男性用トイレと多機能トイレ、右側の建物が女性用トイレになっています。
このトイレは以前見たときは使用器具からすると赤レンガパークの開園時(またはそれよりも少し前の1990年代後半ごろ)からありそうな感じでしたが、数年前に改修されたようです(便座のラベルを見る限り2022年ごろと思われる)。
男性用トイレ
手洗場はTOTOのL505が2台の設置です。
小便器はTOTOのUS900Rが4台の設置です。
大便器個室は洋式2室の設置です。
TOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュタンク式」CS530P、便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2(TCF5830YS)が設置されています。
手前の個室にはベビーチェアがあります。
もう1室(奥の個室)もTOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュタンク式」CS530P、便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2(TCF5830YS)が設置されています。
多機能トイレ
「コンパクト・バリアフリートイレパック」が設置されています。
便器はTOTOのCS870BD、便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2A(TCF5830AUYS)が設置されています。
便器付近の小型手洗器は「コンパクト・バリアフリートイレパック」専用品です。
CS870BDは「コンパクト・バリアフリートイレパック」の仕様変更に伴って登場した便器です。このころ(2022年ごろ)から「コンパクト・バリアフリートイレパック」の床置式タイプは床排水式に変更され、便器の高さも車いすで移乗しやすいように通常の洋式便器よりも少し高くなっています。それ以外の外観や便鉢部はTOTOの「ピュアレストQR」CS232Bに準じた造りになっています。
それ以前の床置式の便器はCS211BDPRとなっており、壁排水式で便器の高さも通常の便器と同様でした。
手洗場は「コンパクト・バリアフリートイレパック」専用品です。
オストメイト設備は「コンパクト・バリアフリートイレパック」専用品です。
乳幼児設備はベビーシートがあります。
室内は広いです。
第2トイレ
外観
こちらは園内の南側にあります。
先ほどの第1トイレよりも新しそうな印象です。
公衆トイレの他に休憩室も併設されています。
男性用トイレ
手洗場はメーカー不明のものが2連の設置です。
小便器はTOTOのUS800C(E)が3台の設置です。
大便器個室は洋式1室の設置です。
便器はTOTOのC480S、便座はTOTOウォシュレットP(TCF587Y)です。
多機能トイレ(男性用)
多機能トイレは男女別の設置です。
男性用トイレ側は手洗場の左側にあります。
便器はTOTOのC480A、便座はTOTOウォシュレットP(TCF587Y)です。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL570です。
乳幼児設備はベビーシートがあります。
室内は標準的な広さです。
コメント
どちらもきれいなトイレです。
ただ、設備は数年前に改修された第1トイレのほうが充実しています。
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