概要
神奈川県横浜市神奈川区
京浜急行本線の駅、神奈川(かながわ)駅。駅番号はKK36です。
この区間は普通、急行、特急、快特、「イブニング・ウイング」(平日夕方の下り方面で運行)、「モーニング・ウイング」(平日朝の上り方面で運行)の6つの種別が運行されていますが、ここには普通が停車します。
2面2線のホームと橋上駅舎を有しています。また京浜急行本線の線路と並走してJR各線の線路も並走していますが、JR側には駅はありません。
「神奈川宿歴史の道」の道筋に位置していることから現駅舎は清水の舞台をイメージしたものとなっています。1992年に完成しました。ちなみに1999年の関東の駅舎100選にも選ばれています。
「神奈川」を名乗っていますが、神奈川県の代表駅でもなく神奈川区の中心となる駅でもありません。それどころか利用客数は京急の中では最下位レベルで少ないです。「神奈川」駅は国鉄神奈川駅(廃止済み)に隣接していたことが由来となります(端的に言えば)。
乗り場は以下の通りです。
路線 | 方面 | |
1番線 | 京急本線 | 横浜・浦賀方面 |
2番線 | 京急本線 | 京急蒲田・品川方面 |
2021年度の一日あたりの乗降人員は3,913人で京急全72駅中71位となっています。順位から見てもわかる通り、下から数えたほうが早いくらい利用者は少ないです。同じく京浜急行本線の安針塚駅(神奈川県横須賀市)と最下位争いをしていて年によっては神奈川駅のほうが少なかったりもします。
駅がある場所は人通りが少ない場所とは言え、国道1号や国道15号に近くて決して田舎というわけではありません。こんなに利用者が少ないのは横浜駅や東神奈川駅が徒歩圏内にあるからといわれております(横浜駅まで徒歩9分ほど、JR東神奈川駅や京急東神奈川駅まで13~14分ほど)。
トイレについて
トイレは改札を入って右側にあります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 1 | ― | 1 | × | 〇 洋式1室 | × | 〇 洋式1室 |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | 〇 | 〇 パウチ・しびん洗浄水栓付背もたれ | 〇 |
駅舎もホームも何もかも狭い駅ですが、トイレに関しても例外なく狭いです。
男性用トイレ
小規模な飲食店並みの広さです。狭い為か出入口に扉があります。

手洗場はTOTOのL30Dが1台の設置です。

小便器はTOTOのUS800CEが1台の設置です。

大便器個室は洋式1室の設置です。
便器はTOTOのC480N(C480S?)が設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5533YR)です。
全体的に狭いトイレな割に大便器個室だけ妙に広いです。

個室内にはベビーチェアがあります。
多機能トイレ
多機能トイレはありますが、駅自体のバリアフリーは不完全な状態です。エレベーターの設置はありません。ホームへ向かう際は階段昇降機を使うことになります。
これなら階段昇降機を利用する場合は時間もかかることですし、素直に横浜駅へ向かっても電車に乗れるまでの時間はあまり変わらないのではないかと思います(むしろ横浜駅は優等種別が停まるので向かう場所によってはトータルの所要時間は短いかもしれない)。

便器はTOTOのC480N(C480S?)が設置されています。便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5533YR)です。
オストメイト設備としてTOTOの「パウチ・しびん洗浄水栓付背もたれ」があります。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL570Aです。

手洗場はTOTOのL270DM(L2700CM?)が設置されています。

乳幼児設備はベビーシートがあります。

室内は狭いです。駅自体が狭い為か多機能トイレ内にも広さに余裕がない感じがします。
コメント
利用者が少ないためかきれいで空いています。
ちなみに私がここで降りた際は他に2~3人しかいなかった上、電車に乗るときは他に誰もホームにいませんでした。本当に横浜市内(しかも中心部に比較的近い)の駅かと思ってしまうほど利用者が少ないです。
隣の駅
本線
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