概要
JR川越線の途中駅、笠幡(かさはた)駅。
定期電車はすべて停車します(川越線の川越~高麗川間はすべて各駅停車で運転)。
1面1線のホームと地上駅舎を有する構造となっています。同じホームから川越方面、高麗川方面ともに発着します。なお駅舎は開業時からあるものを改修を重ねながら使用されています。
乗り場は以下の通りとなっています。
路線 | 方面 |
川越線 | 川越方面 |
川越・八高線 | 高麗川・東飯能・拝島・八王子方面 |
一日あたりの乗車人員は2,617人(2022年度)となっています。
有人駅ですが、駅員がいない時間も多いです。また自動改札は設置されていません。
古い木造の駅舎や駅周辺の雰囲気から典型的な田舎の駅といった感じですが、ここから徒歩15分ほどの霞ヶ関カンツリー俱楽部が2020年東京オリンピックのゴルフ競技の会場となったことから開催に先立って駅前広場やアクセス道路が整備されました。また競技開催期間は混雑が予想されることから臨時改札口が設けられましたが、結局は無観客開催となったため、一度も使用されることなく撤去されてしまいました。
トイレについて
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 2 | ― | 1 | × | 〇 洋式1室 | × | 〇 |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | × | 〇 汚物流し、温水非対応 | 〇 |
ホーム上、改札を入って左側にあります。
駅舎より新しい建物です。
建物に貼ってある建築財産標よれば平成10年(1998年)に完成したようです。
2002年くらいに川越線に乗車したときに車窓から見た限りはもっと古いトイレがあったような気がしましたが勘違いだったようです(的場や武蔵高萩と勘違いした?)
多機能トイレはさらに後になって増設されたものです。
点字案内板です。普段はそんなに乗車人員が多くないからなのか小規模です。
周辺の駅よりも設備が新しめです(ここ数年の間に改修された模様)。オリンピックの開催時期に合わせて改修されたのでしょうか。
男性用トイレ
手洗場はTOTOのLS125Dが1台の設置です。
小便器はTOTOのUS900R(だと思う)が2台の設置です。
大便器個室は洋式1室の設置です。
便器はTOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュタンク式」CS530P、便座はTOTOウォシュレットP(TCF5533YR)が設置されています。
多機能トイレ
こちらはもともとの男女トイレよりも新しかったためか改修されていません。
便器はTOTOのC480Nです。便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2(TCF5830YR)です。改修されていないとはいえ、便座だけは更新されています。たしか多機能トイレが増設されて間もないころに訪れたときは普通便座が設置されていました。
JR東日本の場合、たまに男女トイレにウォシュレットが整備されても多機能トイレは普通便座のままという事例がありますが、ここは多機能トイレにもしっかりとウォシュレットが整備されていました。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL570Aです。
手洗場はTOTOのL270Dです。
オストメイト設備は汚物流し(TOTO SK35)と単水栓(温水非対応)が設置されています。
乳幼児設備はベビーシートがあります。
室内は結構広いです。
コメント
田舎の小駅には破格の設備です(駅側が管理するトイレとしては)。
これもオリンピック会場の最寄り駅となったことが恩恵にあずかれたのでしょうか。
周辺のトイレ
- 笠幡駅駅前広場公衆トイレ
ここも駅のトイレに負けず劣らず充実した設備を有しています。
隣の駅
川越線
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