【珍品】信州渋温泉渋白銀屋旅館 トイレ - 御手洗い倶楽部

【珍品】信州渋温泉渋白銀屋旅館 トイレ

宿泊施設トイレ
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11月18日スペシャル企画第3弾

今回は骨董レベルのトイレがある施設を紹介します。

概要

長野県下高井郡山ノ内町

湯田中・渋温泉郷の一つ、渋温泉にある旅館の一つ、「信州渋温泉渋白金屋旅館」。

昔ながらの木造建築が特徴的な建物となっています。外観もさることながら館内もレトロな雰囲気が漂っています。

客室は全10室と小規模となっています。トイレやお風呂は共同となっていて食事も部屋食ではなく食堂でいただく形となります。

トイレについて

客室内にはありません。

確認できただけでも1Fに2か所と2階に1か所トイレがありました。

館内は全体的にレトロな造りですが、トイレに関しても例外ではありません。ただしレトロなトイレではありますが、清掃が行き届いており、気持ちよく使えます。また全体的に和式便器が多いですが、一部は近代的な洋式便器が設置されていたりとトイレ好きにも飽きない場所です。

1Fトイレ①

フロントや大浴場に近いトイレです。

男女別の設置です。

男性用トイレ

【珍品】手洗場はTOTO(大鷲)のL34が1台の設置です。

L34といえば半円状の小型手洗器を思い浮かべる方が多いと思いますが(参考)、大鷲のロゴが印字されていた時代はこのような形状だったようです。私はここで初めて見かけました。

大鷲マークです。

【珍品】小便器はTOTO(おそらくすべて大鷲)のU23が3台の設置です。

U23自体は大鷲時代から発売されている便器で古い建物のトイレで割と見かける機種です。TOTO以外のメーカーからも似たような形状の便器が発売されているのが特徴です。見るからに古そうな形状ですが、意外なことにU23自体は2013年まで製造されていました。

ハイタンクはTOTO(大鷲)のS28です。

大鷲のマークです。

ちなみに大鷲マークは1962年ごろまで使用されていました。その後、1962年~1969年ごろまでは筆記体のtoyotokiマークが使用され、1969年ごろから現行のTOTOマーク(ただし初期のものは現行のものと比べて微妙に文字が細くて印字が薄い)になり、現在に至ります。

【珍品】大便器個室は和式1室の設置です。

便器はTOTO(大鷲)のC202が設置されています。この便器がこの建物で最も珍しい便器ではないかと思います。

C202は大鷲~toyotoki時代にサイホンゼット式の和式便器として発売されて、1972年にモデルチェンジ版のC202Rが登場するまで発売されていました。

サイホンゼット式の和式便器は施工する際に便器の構造上、地中深くまで掘らないといけないため(洋式便器を地中に埋めることを想像するとわかりやすいと思います)、いろいろと面倒なためかあまり普及しませんでした。

モデルチェンジ版のC202R自体は何か所か見かけたことがありますが、C202に関してはここと熱海ニューフジヤホテルでしか見たことがありません。

…もっと便器がはっきりと写った写真を撮ったはずですが、なぜかこの画像しか見つかりませんでした。見づらい写真で申し訳ありません。

大鷲マークです。

便器洗浄動画です。

大便器洗浄用のロータンクです。

TOTOのS570BFが設置されています。これに関しては他の器具よりも新しいうえに床面の状態からしてかつてはフラッシュバルブ式だったのではないかと思われます。

…こちらももっとはっきりと写った写真を撮ったはずですが、なぜかこの画像しか見つかりませんでした。見づらい写真で申し訳ありません。

1Fトイレ②

1Fにもう1か所あるトイレです。

こちらは男女別ではなく、男性用と男女共用になっていますが、その理由は後でわかります。

手洗場

手洗場はトイレのほかに廊下にもあります。

レトロなタイル張りの流しになっています。

男性用トイレ

手洗場はLIXIL(INAX)のL-A74系が1台の設置です。

小便器はTOTO(多分大鷲)のU23が2台の設置です。

大便器個室は和式1室の設置です。

便器はTOTOのC75ですが、これも大鷲マークです(ロゴの写真も撮りましたが、、暗くて見づらかったため省略)。

洗浄動画です。

大便器洗浄用のロータンクはTOTOのS570BFです。

こちらももともとはフラッシュバルブ式だったようです。

男女共用トイレ

手洗場はLIXIL(INAX)のL-A74系が1台の設置です。

こちらは大便器個室が2室あります。おそらくもともと女性用だったものと思われます。

向かって左側の個室は和式です。

便器はTOTOのC75ですが、

大鷲マークになっています。

大便器洗浄用のロータンクはTOTOのS570BFです。

向かって右側の個室は洋式です。男女共用になっている理由は洋式便器が設置されているためです。後述する2F男性用トイレの大便器が洋式化される前はここが男性が使える唯一の洋式便器だったようです。

TOTOのCS20B(便器)+SS30BFBL(ロータンク)が設置されています。便座はPanasonicビューティ・トワレが設置されています。

ちなみにこの便器が設置される前は和式だったのかというとそうでもなさそうです。その理由は以下の通りです。

トイレットペーパーのホルダーの上にこのような古そうな注意書きがあることや

見ずらいですが、トイレットペーパーのホルダーにtoyotokiの筆記体のマークがあります。

以下のことからtoyotoki時代に洋式化された可能性もありそうです(床タイルも古そうですし)。

2Fトイレ

2Fのトイレは男女別になっています。

男性用トイレ

手洗場はLIXIL(INAX)のL-A74系が1台の設置です。

小便器はTOTOのU29が1台とLIXIL(INAX)のU-A31MPが1台の計2台設置されています。

U29には大鷲マークがあります。

大便器個室は洋式1室の設置です。

LIXIL(INAX)の「サティスSタイプ」YBC-S40S(便器)+DV-S815(機能部)が設置されています。内装こそ純和風になっていますが、古い建物に見合わないくらい近代的な便器です。

ちなみに友人の情報によると2021年ごろの時点では和式でここにも大鷲のC202が設置されていたとのことです。

女性用トイレ(友人撮影)

友人が2021年ごろに宿泊した際に撮影した写真を寄稿してもらいました。私のトイレ趣味に理解がありつつも自ら撮影するような人ではありませんが、このトイレは珍しいと思ったようで撮影したみたいです。

この時は女性の宿泊客がいなかったことと女性用トイレにしか洋式便器がなかったため、特別に使わせてもらえたとのことです。

和式便器に関してはTOTOのC202と1Fトイレ①と同様です。ロータンクもTOTOのS570BFと思われます。

もちろん大鷲マークがあります。

洋式便器はTOTOのC770(B)+S770B(F)が設置されていたようです。便座はTOTOウォシュレットGB(TCF770)と思われるものが設置されていたようです。

コメント

古い施設ですが、トイレも建物もとてもきれいにされています。

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