概要
千葉県市川市
JR京葉線の途中駅、二俣新町(ふたまたしんまち)駅。
各駅停車だけが停車します。また東京~海浜幕張間で唯一武蔵野線の電車が停車しない駅でもあります。これは両隣の南船橋と市川塩浜が京葉線と武蔵野線の分岐駅となっていてこの駅を経由しないためです(付近を武蔵野線の線路が通っている、武蔵野線の車内から二俣新町駅を見ることができる)。
一日あたりの乗車人員は5,058人(2022年度)です。駅周辺は工場くらいしかないためか、京葉線では越中島駅に次いで乗車人員が少ない駅となっています。また平日朝夕の時間帯を除くと駅構内はとても閑散としています。
1988年12月1日の新木場~南船橋間の開通とともにこの駅も開業しました。開業時から高架駅となっており、1面2線の島式ホームを有しています。
トイレについて
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 3 | ― | 2 | × | 〇 洋式1室 | × | × |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | × | 〇 パウチ・しびん洗浄水栓 | × |
全体的に古めかしいです。できてから30年前後は経過してそうなトイレです(もしかしたら開業時からあるトイレかも)。しかし窓に面しているためか室内は非常に明るく、利用者が少ないためかきれいです(もちろん清掃も行き届いています)。
先述したように日中は閑散としているので間違いなく並ぶことはありません。朝夕は日中よりは混むと思いますが、駅の利用者が非常に少ないことを考えると周辺の駅(海浜幕張や南船橋、新浦安など)ほど混雑はしないものと思われます。
男性用トイレ
手洗場はTOTOのL210Cが2台の設置です。
小便器はTOTOのU307Cが1台とU370が2台の計3台設置されています。
比較的古い型の便器が設置されていますが、京葉線の駅でこのタイプの小便器が設置されているのはここと市川塩浜駅くらいです(ほとんどの駅はUZ105Uやセンサー一体型が設置されている)。
大便器個室は洋式2室の設置です。小便器は古いままですが、大便器個室は2室とも更新(というか洋式化)されています。
向かって左側の個室はTOTOのC480Nが設置されています。
向かって左側の個室にはベビーチェアがあります。
向かって右側の個室もTOTOのC480Nが設置されていますが、こちらは左側の個室よりも数年程後に洋式化されました(駅の開業時期やトイレの経年を考えると元はどちらも和式だったものと思われる)。
多機能トイレ
こちらは男女トイレ以上に古そうに見えます。1988年の開業時からありそうな雰囲気です。
便器はTOTOのC48ASが設置されています。
オストメイト設備としてTOTOの「パウチ・しびん洗浄水栓」があります。
便器付近には小型手洗器(TOTO L21N)があります。ちなみに多機能トイレ内には他に手洗設備はありません。
多機能トイレ内にはベビーシートがあります。
車いすでの回転はできるでしょうか。ちょっと記憶が曖昧ですが、この画角(扉付近から撮影)であるところからしてそんなに室内は広くなさそうです。
コメント
日中、電車内で体調が悪くなって(腹が痛くなって)途中下車するならここはお勧めです。ただし次の電車まで15分くらい待つことになりますが…。近くに目立った施設がないためかとにかく駅構内は非常に空いています。トイレももちろんのこと、個室もほぼ100%空いています。
隣の駅
京葉線
(東京方面) 市川塩浜 ← 二俣新町 → 南船橋 (蘇我方面)
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