概要
千葉県大網白里市
JR外房線および東金線の駅、大網(おおあみ)駅。
外房線は途中駅となっていますが、東金線は起点駅となっています。ただし外房線と東金線は直通運転を行う列車があるため、線路自体はつながっています。
外房線側は2面2線の相対式ホーム、東金線側は1面2線の島式ホームになっており、どちらも高架駅となっていますが、外房線と東金線の分岐点の先に駅があるためか2つの路線のホームは少し離れています。改札口は外房線側の高架下にあります。
もともと大網駅は現在地よりも東金線福俵方面に500mほど進んだところにありましたが、外房線の列車の大網を超えて運行される列車はスイッチバックが必要となっていましたが、1972年5月に現在地に移転したことにより、スイッチバックは解消されました。また同時に高架化されています。
ちなみに電車の到着番線は少し特殊で、外房線を大網を超えて運行される列車は外房線ホームを発着しますが、外房線から東金線に直通する列車や外房線大網止まり(蘇我方面からの列車)や東金線の線内折り返し列車は東金線ホームから発着します。
外房線は普通列車の他、快速(総武線直通、京葉線直通ともに)、通勤快速、特急「わかしお」の全列車が停車します。東金線は全列車普通列車となっています。
エレベーターやエスカレーターは外房線ホームにだけあります。東金線ホームには階段昇降機がありましたが、現在は使用できなくなっています(その代わり、外房線の2番線ホームへの連絡通路があり、そこからエレベーターを使用して改札階まで行くことができる)。
一日あたりの乗車人員は8,293人(2022年度)です。外房線に関してはここを境に茂原方面は列車の本数、各駅の利用者数(茂原駅を除く)が少なくなっていきます。
トイレについて
改札内トイレは改札口と東金線ホームを連絡する通路の間にあります(ちょうど外房線と東金線のホームの間あたり)。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 3 | ― | 2 | × | × | × | 〇 |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | × | 〇 パウチ・しびん洗浄水栓 | × |
公衆トイレみたいな外観(ただしそんなに古くはなさそう)ですが、中は比較的きれいなトイレです。駅の利用者数を考えたら妥当な規模でしょうか。
男性用トイレ
手洗場はTOTOのL250Dが2台の設置です。
小便器はTOTOのUZ105Uが3台の設置です。
大便器個室は洋式2室の設置です。
小便器の並びにある個室はTOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュタンク式」CS530Pが設置されています。便座はTOTOウォシュレットP(TCF585YR)です。
この個室はもともと和式でしたが、和式時代はなぜか他の器具がTOTO製の中、INAX(現LIXIL)のC-852Mが設置されていたと記憶しています。
向かい側の個室はTOTOのC480Sが設置されています。便座はTOTOウォシュレットP(TCF585YR)が設置されています。
こちらはもとから洋式でしたが、便座は普通便座でした。
多機能トイレ
便器はTOTOのC480Sが設置されています。
オストメイト設備としてTOTOの「パウチ・しびん洗浄水栓」が設置されています。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL870です。
手洗場はTOTOのL270Cです。
多機能トイレ内には乳幼児設備としてベビーシートが設置されています。
室内は標準的な広さです。
ベビーシートの位置を変えればオストメイト設備(汚物流し)が設置できそうな気がしますが…。
コメント
きれいなトイレです。
まさかここにウォシュレットがあるとは思いませんでした。ただしなぜか多機能トイレには設置されていません。多機能トイレこそウォシュレットを必要をする人の使用が多いと思いますが…。
ちなみに改札外にある公衆トイレには男性用、多機能ともにウォシュレットの設置があります。
隣の駅
外房線
(蘇我、千葉方面) 土気 ← 大網 → 永田 (茂原、勝浦方面)
東金線
(蘇我、千葉方面) 土気 ← 大網 → 福俵 (成東方面)
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