概要
長野県南佐久郡小海町
JR小海線の途中駅、小海(こうみ)駅。路線の名前にもなってる通り、小海線の主要な駅であり、運行上の重要な拠点になっています。小諸方面から小海止まりの列車も数本運行されています。
ちなみに小諸方面は1~2時間に1本の運行がありますが、小淵沢方面に関しては3時間半ほど間があく時間帯があります。
現駅舎はJA長野八ヶ岳の支所と佐久総合病院小海診療所、ショッピングセンター・アルルが入居しています。
1987年に現駅舎へ建替えられました。
トイレは改札外、ショッピングセンター・アルル内に設置されています。改札内は訪れていないので分かりませんが、公式ホームページの駅構内図には記載がないのでないものと思われます。
画像
男性用トイレ
手洗場はTOTOのL525RCが2台の設置です。器具カラーが地味に珍しいファンシーグリーン#F3です。
小便器はTOTOのU307Cが3台の設置です。
小便器周りだけ床面のタイルや壁面のタイル(グリーンのラインの場所が分かりやすいと思う)の色が異なる部分があるところから器具が交換されたものと思われます。後述する大便器から考察するとスターライト製の器具だったのではないかと予想します。
【珍品】大便器個室は2室あります。
手前の個室は和式です。スターライト製の器具が設置されています。見た目はトルコ式みたいですが、このタイプは便器周り(黄色い部分)には水が流れないのでトルコ式ではありません。
この便器は昔、神奈川県鎌倉市のどこかの寺にあったようですが、見つけることができませんでした(多分もう建替えられてる)。
ドライブがてらたまたま寄った場所ですが、まさかこんなところでこんな便器に出会うとは思いませんでした。
この写真でわかっていただけるかと思いますが、かなり狭いです。
また内装や扉が商業施設のトイレとは思えない造りです(まるで公衆トイレみたいな造り)。いくら駅に隣接しているとは言え、ここまで商業施設感のないトイレに驚きです。
スターライトのロゴは前の部分にある荷物置きの右側にあります。
洗浄装置もスターライト製の便器が設置されているところにありがちな押しボタンになっています。このタイプの洗浄装置が設置されていると高確率でハイタンク式だったりしますが、ここも例に漏れません(ただし目視できる場所にはない)。
便器洗浄動画です。
奥の個室は洋式です。こちらはTOTOの「パブリックコンパクト便器・タンク式」CS497BCD(便器)+SH596BAYR(ロータンク)が設置されています。唯一商業施設感の感じる設備として便座がTOTOウォシュレットS2(TCF6551)であることが挙げられます。
洋式個室は和式個室の2倍くらいの広さがあります。また便器こそ新しくなっていますが、ブースや扉をいじった形跡がないことや床面のタイルが古そうなので竣工時から洋式だった可能性があります(どんな便器が設置されていたのか気になるところ)。
コメント
まさかこんなところでこの便器を見ることになるとは思いませんでした。
ただしこの手の和式便器は非常に使い難いですね。ここは洋式便器(しかもウォシュレット付き)があるのが救いです。しかしスターライトの和式便器とTOTOの現行品の洋式便器(ウォシュレット付き)の組み合わせがとても新鮮です。
JR小海線小海駅に隣接したショッピングセンター・アルルのトイレ
設置されてる器具に内装、ブース材にステンレスのドアととても商業施設のトイレとは思えない造りです。
しかも駅の改札外トイレを兼ねているとはいえ、スターライト製の器具があるのは驚きです。
ちなみに他の器具はTOTO製でした。 pic.twitter.com/DndPZLFbkA— T.O (@BooaYmHVUXCN0JL) June 24, 2023
ここはTwitterにも投稿しています。
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