概要
埼玉県三郷市
JR武蔵野線の途中駅、三郷(みさと)駅。
1973年4月1日に武蔵野線府中本町~新松戸間開通とともにこの駅も開業しました。
2面2線のホームを有する高架駅です。改札口は1か所の設置です。
乗り場は以下の通りです。
路線 | 方面 | |
1番線 | 武蔵野線 | 南越谷・南浦和・北朝霞・府中本町方面 |
2番線 | 武蔵野線 | 新松戸・西船橋方面(一部京葉線へ直通) |
一日あたりの乗車人員は12,879人(2023年度)です。武蔵野線内の駅としては下から数えたほうが早いくらい乗車人員が少ないです(2023年度は26駅中23位)。かつては乗車人員、順位とももう少し上でしたが、2005年のつくばエクスプレス開業により、三郷市内に三郷中央駅が開業したことで乗車人員が減少しました。そのうえ、南流山駅がつくばエクスプレスとの乗換駅となったことで大幅に利用者が増えたことで順位が逆転し、その後も新三郷駅(ららぽーと新三郷をはじめとした大型商業施設が多数ある)、越谷レイクタウン駅(イオンレイクタウンがある)、東松戸駅(北総鉄道と京成電鉄との乗換駅)、東所沢駅に抜かされて現在に至ります。
三郷市の東端のほうに位置する駅です。また埼玉県で最東端に位置します。駅のすぐ東側の江戸川を渡ると千葉県に入ります。
三郷市で最初に開業した駅なので市名が冠されていますが、三郷市役所などの主要機関はつくばエクスプレスの三郷中央駅周辺に、ららぽーと新三郷などの商業施設が多数ある地域はお隣の新三郷駅(武蔵野線)となっています。そして三郷中央駅、新三郷駅ともに三郷駅よりも乗車人員が多くなっています。
トイレについて
改札を入って右側、1番線ホーム行階段の目の前にあります。
首都圏の駅としては珍しく多機能トイレの設置がありません。武蔵野線26駅ある中で多機能トイレがないのはこの駅だけです(ただし駅前広場の公衆トイレにはあります)。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 3 | ― | 2 | × | 〇 洋式1室 | × | × |
男性用トイレ

手洗場はTOTOのL250Dが2台の設置です。

小便器はTOTOのUZ105Uが3台の設置です。

小便器洗浄用のハイタンクはTOTOのS408BAR(S409BAR?)です。

大便器個室は洋式2室の設置です。
手前の個室は便器がTOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュタンク式」CS530Pになっています。
この個室は2011年頃の時点では和式でした。たしかTOTOのC755CU+S408BARの組み合わせだったと思います。2020年時点では洋式になっていました。

奥の個室の便器はTOTOのC480Sです。
こちらももともと和式だったのではないかと思いますが、2011年時点で洋式になっていました。

奥の個室の便器洗浄用ハイタンクです。TOTOのS408BARが設置されています。

手前の個室はものすごく狭い上に個室手前にもスペースはあまりないので引き戸(2枚建て)になっています。奥の個室もそんなに広くないためか外開き戸になっています。ちなみに奥の個室は初見時から外開き戸でした(手前の個室は和式時代は内開き戸だった)。
コメント
利用者が少ないのかあまり設備投資がなされていない気がします。
男性用トイレは古い上に薄暗い(個室内)ですし、ちょっと臭ったと記憶しています。
そして何より多機能トイレがありません。利用者は少ないし、駅構内もあまり広いとは言えませんが、場所だって工夫すれば設置できそうな気がします。
多機能トイレは駅前広場の公衆トイレ(南口、北口とも)に設置されています。
周辺のトイレ
三郷駅南口公衆トイレ

三郷駅北口公衆トイレ

上記2か所のトイレには多機能トイレ(ウォシュレット、オストメイト、乳幼児設備あり)が設置されています。何なら改札内のトイレよりもレベルが高かったりします。
隣の駅
武蔵野線

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