概要
千葉県松戸市
JR武蔵野線の途中駅、東松戸(ひがしまつど)駅。北総鉄道北総線、京成電鉄成田空港線(成田スカイアクセス線)と乗換駅です。
1978年に東松戸を含む新松戸~西船橋の区間が開通していますが、開通時は駅が設けられませんでした。その後、1991年3月に北総鉄道北総線単独の駅として開業しました(この時点では京成電鉄成田空港線は未開業)。しかしこの時点ではJR側(武蔵野線)には駅が設けられませんでした。もともと北総線は新京成線へ乗り入れていたため北総線と武蔵野線の乗換は新八柱駅~八柱駅が一般的でしたが、1992年に新京成線新鎌ヶ谷駅(北総線側は1991年に開業)が開業したことにより、北総線と新京成線の直通運転が終了しました。直通運転の終了により乗り換えが不便になることからJR側にも駅を設置するように利用者や松戸市から要望があがり、最終的に1998年3月14日に開業しました。なお駅設置には松戸市が費用を負担しています。
2面2線のホームを有する高架駅です。改札口は高架下に1か所あります。
乗り場は以下の通りです。
路線 | 方面 | |
1番線 | 武蔵野線 | 新松戸・南越谷・南浦和・北朝霞・府中本町方面 |
2番線 | 武蔵野線 | 西船橋方面(一部京葉線へ直通) |
一日あたりの乗車人員は20,753人(2023年度)です。北総鉄道の運賃が高額で通勤経路としての利用が敬遠されるほか、北総線でも武蔵野線でも乗り換えなしで都内へ出ることができるためか乗換駅としては利用者数は若干少なめです。
トイレについて
トイレは改札を入ってから奥に進んで右に曲がった先、2番線ホーム行エレベーター付近にあります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 4 | ― | 2 | × | 〇 洋式1室 | × | × |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | × | 〇 パウチ・しびん洗浄水栓 | × |
男性用トイレ
手洗場はTOTOのL120Dが2台の設置です。
1998年開業ですが、使用器具を見る限り開業10年くらいで一度改修されたようです。
小便器はTOTOのUS800C(E)が4台の設置です。
駅のトイレとしては珍しく天窓があります。天窓のおかげでトイレ内は結構明るいです。
大便器個室は洋式2室の設置です。
便器はTOTOのC480Nです。
手前の個室にはベビーチェアがあります。
奥の個室もTOTOのC480Nですが、ライニングの色が微妙に違います。
確か以前他の人が調査された時は和洋1室ずつの設置だったようなのでこの個室はもともと和式だったものと思われます。
多機能トイレ
こちらは男性用(女性用)トイレよりも器具が古いですが、それでも1998年の開業よりも後にできたものと思われます。開業してから10年もしないうちに改修されたのでしょうか。あるいは当初は多機能トイレがなかったのか(開業時期からしてその可能性は薄そう)、またはほかの場所にあったのを移転させたのか…。知ってる方がいたら情報をください。
便器はTOTOのC480Sです。セフィオンテクトシールが黒色なので末期に製造されたものになります。
オストメイト設備としてTOTOの「パウチ・しびん洗浄水栓」があります。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL570Aです。
手洗場はTOTOのL270Dです。
乳幼児設備としてベビーシートがあります。
室内は標準的な広さです。
コメント
明るくてきれいなトイレです。
周辺のトイレ
【北総鉄道、京成電鉄】東松戸駅
隣の駅
武蔵野線
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