概要
埼玉県さいたま市西区
JR川越線の途中駅、西大宮(にしおおみや)駅。
定期電車はすべて停車します(川越線の大宮~川越間は各駅停車のほかに埼京線からの直通電車で快速と通勤快速があるがいずれも川越線内は各駅に停車)。また川越線はほとんどの区間が単線であるため、電車の行き違いを行う場合もあります。
2面2線のホームに橋上駅舎を有します。
路線 | 方面 | |
1番線 | 川越線 | 川越方面 |
2番線 | 川越・埼京線 | 大宮・池袋・新宿・大崎方面(一部りんかい線へ直通) |
一日あたりの乗車人員は12,099人(2023年度)となっています。
川越線内では一番新しい駅です。もともと西大宮駅が開業する前は日進~指扇間で約4キロと距離が長く、さいたま市の前身の大宮市時代から新駅設置の要望が出ていました。
更に近隣の埼玉栄高校の生徒の大半が直線距離で1.5キロ先の指扇駅まで踏切や県道、住宅地の狭い道を通って徒歩で通学していました。こうした状況もあり、2000年代ごろより新駅設置が具体化し、2009年3月14日に開業する運びとなりました。日進駅から2.6キロ、指扇駅から1.4キロの地点に開業しています。
ちなみに同じく首都圏のJR東日本では南武線の西府駅も同日に開業しています。
当初は2007年の開業予定だったようですが、諸事情により開業が延期となりました。
開業時から橋上駅舎を有し、エレベーターやエスカレーターに多機能トイレを完備しています。
さいたま市西区役所や埼玉栄中学校・高等学校の最寄り駅となっています。もともとこれらの施設は指扇駅が最寄り駅でしたが、西大宮駅開業後はこちらのほうが距離が近くなっています。また現在は指扇駅の乗車人員を超えています。
トイレについて
改札を入って右側にあります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 2 | ― | 2 | × | 〇 洋式1室 | × | × |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | 〇 | 〇 しびん洗浄水栓 | × |
男性用トイレ
手洗場はTOTOのL250Dが1台の設置です。
手洗場付近にはベビーシートが設置されています。
小便器はTOTOのUS800Cが2台の設置です。
大便器個室は洋式2室の設置です。
手前の個室はTOTOのC550SUが設置されています。
お分かりかと思いますが、もともとこの個室は和式で木村技研のスーパーカセット便器が設置されていました。しかし和式便器跡の補修があからさまです。
奥の個室もTOTOのC550SUが設置されています。竣工当初から洋式でした。
奥の個室にはベビーチェアがあります。
多機能トイレ
便器はTOTOのC550SUが設置されています。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL570Aです。
手洗場はTOTOのL270Dです。
乳幼児設備はベビーシートと
ベビーチェアがあります。
また写真が見切れていますが、オストメイト設備でTOTOの「ケアクリック」も設置されています。
コメント
開業から10年以上経過しましたが、現在もトイレはきれいに保たれています。
しかし同日に開業した西府駅にはオストメイト設備として汚物流しの設置があったのにこちらにはないのが残念なところです(まあ改札外の公衆トイレにはありますが)。
ちなみに川越線大宮~川越間の途中駅では唯一、大便器個室が2室設置されています(他の駅は洋式1室だけ)。
周辺のトイレ
西大宮駅南口公衆トイレ
西大宮駅北口公衆トイレ
隣の駅
川越線
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