概要
神奈川県横須賀市
京浜急行本線の途中駅、横須賀中央(よこすかちゅうおう)駅。駅番号はKK59です。
本線の金沢八景以南では普通、特急、快特、「イブニング・ウイング」(平日夕方の下り方面で運行)、「モーニング・ウイング」(平日朝の上り方面で運行)の5つの種別が運行されていますが、横須賀中央駅ではすべての種別が停車します。
2面2線のホームを有する高架駅です。高架下にはメインの東口改札と裏口にあたる西口改札があります。
2021年度の一日あたりの乗降人員は54,149人で京急全72駅中6位となっています。横須賀市の中心部に位置していて市内最大の乗降人員を誇ります。
ちなみに同じく横須賀市内にはJR横須賀線に横須賀駅があり、この駅とは距離が近そうに思えますが、実際のところは徒歩だと20分程掛かります。品川方にある汐入駅や逸見駅のほうが距離が近いので(どちらの駅からも徒歩7~8分程)、そこから歩いていくか横須賀中央駅前から路線バス(京急バス)で移動する(本数も非常に多いですし)のが一般的と思われます。
トイレについて
トイレは改札内(改札階)の東口改札から近い位置にあります。
もともと改札内にはトイレがなく、駅前の公衆トイレが駅のトイレも兼ねていたようですが、15年ほど前に改札内にもトイレが設置されました。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 5 | ― | 3 | × | 〇 洋式1室 | × | 〇 洋式1室 |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | × | 〇 汚物流し、温水対応 | 〇 |
もともとなかった場所にトイレを増設した上に器具数を多めに確保したためか狭苦しい印象を感じます(特に一部の個室が)。
男性用トイレ

手洗場はTOTOのL120Dが3台の設置です。

小便器はTOTOのUU500が5台の設置です。

大便器個室は洋式3室の設置です。個室はL字の配置になっています。
左手前の個室はTOTOのCU470Pが設置されています。便座は普通便座です。
個室内の広さは普通です。

左奥の個室も便器はTOTOのCU470Pですが、便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5533YR)になっています。
この個室にウォシュレットが設置されたのは数年程前でそれまでは先ほどの個室と同様に普通便座が設置されていました。
こちらは先ほどの個室よりも広くなっています。

左奥の個室にはベビーチェアがあります。

正面の個室もTOTOのCU470Pです。こちらは普通便座です。
この個室は写真を見ての通りとても狭いです。ここだけ扉が外開き戸になっています。
多機能トイレ

便器はTOTOのCU470P、便座はTOTOウォシュレットPS2(TCF5533YR)です。
便器付近の小型手洗器はTOTOのL570Aです。
こちらも数年前にウォシュレットが設置されました。それ以前は普通便座でした。

手洗場はTOTOのL270DMです。

多機能トイレ内にはオストメイト設備としてTOTOの「オストメイト対応トイレパック」があります。

その他にベビーシートもあります。
京急では大多数の駅で多機能トイレに多目的シートが設置されていますが、ここは広さの問題なのかベビーシートしか設置できなかったようです。

室内は標準的な広さです。
コメント
もともとは改札内にトイレの設置はなかったようです。15年くらい前に駅改修工事が行われた際に設置されたようです。狭いスペースながらも周辺の駅よりも器具が多めに設置されているのは評価できますが、個室は無理くり3室設置したのか、一部の個室がとても狭くなっていて使いづらいのが残念です。
改札内のトイレが混雑していたら駅前のトイレに行くと良いでしょう(古いし改札内ほど設備は充実していないが、駅前のトイレもきれい)。
隣の駅
本線
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