概要
静岡県熱海市
東海道新幹線の途中駅、熱海(あたみ)駅。
1964年の東海道新幹線開通当時からある駅です。JR東海管轄の駅です。
「こだま」(各駅タイプ)と「ひかり」(準速達タイプ)の一部列車のみ停車します(「のぞみ」(再速達タイプ)は全列車通過)。
JR東日本側(在来線側)は全旅客列車が停車し、折り返し列車や増解結など主要駅といった感じがあり、にぎやかさを感じます。一方でJR東海側(新幹線側)に関しては途中駅といった感じで停車する列車よりも通過する列車のほうが多いですし、JR東日本側(在来線側)に比べると人も少ないなという印象があります(まあそもそも熱海自体が比較的都内から近く、東京駅からの東海道線も大半が熱海駅まで来るのでわざわざ新幹線を使う人が少ないのではないかと思いますが…)。
JR東海側は2面2線のホームを有する地上駅ですが、在来線ホームや駅舎よりも高い位置に新幹線ホームがあります。また新幹線ホームに至るまでに2か所の改札を通る必要があります(最初にJR東日本(在来線)改札を通り、その次にJR東海(新幹線)改札を通る)。
東海道新幹線の途中駅では「のぞみ」が停車しない場合、通過線がありますが、この駅はスペースの都合上、通過線を設置することができずに2面2線の形態となっています。通過列車もホームのそばを通過します。当初はこのような駅の構造上、停車する列車が到着する直前まで改札を制限していたようですが、増発とともに制限の撤廃とホームドアの設置が行われました。ここ、熱海駅は日本で初めてホームドアが設置されたと言われています。
ちなみに他にも地形の都合上、急カーブがあるため通過列車は減速を強いられます。
乗り場は以下の通りです。
路線 | 方面 | |
6番線 | 東海道新幹線 | 名古屋・新大阪方面 |
7番線 | 東海道新幹線 | 新横浜・品川・東京方面 |
JR東海の一日あたりの乗車人員は2,859人(2021年度)です。
日本三大温泉の一つといわれる熱海温泉の最寄り駅です。駅前には足湯があったり、お土産屋があったりとまさに観光地の雰囲気です。また熱海温泉の最寄り駅とは言え、温泉街の中心部まで距離があることや駅が高台にあって高低差があるため、各旅館やホテルの送迎バスが多数発着しているのが特徴といえます。
トイレについて
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 4 | ― | 2 | 〇 ベビーシート 洋式1室 | 〇 洋式1~2室 | 〇 汚物流し・温水対応 洋式1室 | 〇 |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 多目的シート | 〇 | 〇 汚物流し・温水対応 | 〇 |
JR東海側改札内トイレは7番線ホーム行の階段脇にあります。
数年前に改修されたようです。
男性用トイレ

手洗場はTOTOのLS800GMが3台の設置です。

小便器はTOTOのUS900Rが4台の設置です。

大便器個室は洋式が2室の設置です。
1室は簡易多機能個室になっています。もう1室はどうだったか忘れました(というか調査時、使用中だった気がする)。
便器はTOTOの「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」CS530P、便座はTOTOウォシュレットPS2A(TCF5533AUYS)が設置されています。
便器の左隣にベビーチェアが設置されています。

その他に写真左手前にベビーシート、左奥にオストメイト設備(TOTOの「コンパクトオストメイトパック」)、右側にフィッティングボードがあります。
多機能トイレ

TOTOの「コンパクト多機能トイレパック」が設置されています。

便器はTOTOのCS530P(ロータンク式)、便座はTOTOウォシュレット アプリコットP AP2AK(TCF5840AUPR)が設置されています。
便器付近の小型手洗器は「コンパクト多機能トイレパック」専用品です。
手洗場は「コンパクト多機能トイレパック」専用品です。

オストメイト設備は「コンパクト多機能トイレパック」のセット品が設置されています。
オストメイト設備の右側にはベビーチェアもあります。

その他にベビーシートと

フィッティングボードがあります。
コメント
とてもきれいなトイレです。
JR東日本側のトイレのほうが規模が大きいですが、設備はこちらのほうが充実しています。
また改札を2回通る関係でJR東日本側(在来線)のトイレも利用することができますが、そちらは混雑することもあるのでできればJR東海(新幹線)改札を出る前にトイレに行くことをお勧めします。こちらも混雑しないとは言えませんが、たぶんJR東日本側よりはマシだと思います。
周辺のトイレ
- 【JR東日本】熱海駅 トイレ

- 熱海駅前公衆トイレ

隣の駅
東海道新幹線
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