概要
東京都北区
本日はJR東十条駅の北口の公衆トイレを紹介します。
このトイレは東十条駅北改札口を出て右側に進み、階段などを降りて、階段の裏側に回り込んだところにあります。
20年近く前に整備されたと記憶しています。北区管理の公衆トイレですが、当時のJR東日本標準のピクトグラムと同じだったり、内装の雰囲気が似ていたりとこのトイレの設計にはJR東日本も一枚噛んでいるのではないかと思われます。
トイレについて
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 2 | 1 | ― | × | × | × | ― |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 多目的シート | 〇 | × | × |
公衆トイレとしては設備が充実しています。特にこのトイレが整備された時代はまだ多目的シートが公衆トイレに整備されるのはまだ珍しかったのではないかと思われます。
男性用トイレ

手洗場はTOTOのL250Dが1台の設置です。

小便器はTOTOのUS800Cが2台の設置です。

大便器個室は和式1室の設置です。
便器はステンレス製でメーカーは木村技研と思われます。
多機能トイレ

便器はTOTOのC550RUです。
便器付近にある小型手洗器はTOTOのL570Aです。

手洗場はTOTOのL270Cです。

多機能トイレ内にはベビーチェアと多目的シートがあります。

室内はかなり広いです。
コメント
写真だときれいに見えますが、少し汚れています。
また破壊行為が目立ちます。2024年1月に再調査したところ、男性用トイレの大便器個室のブース材が破壊されていました。
かつて東府中の住人氏が調査された時に壊れたまま放置されていたという多目的シートとベビーチェアは交換または修理されて使える状態になっていましたし、自動扉も動作するようになっていました。ちなみにこのトイレの所見は2009年11月ごろですが、その時にはすでに自動扉は故障していて手動扉として運用されていました。また2016年夏ごろに訪れた際も手動扉のままでした。簡易的な鍵も設置されていたのでもう自動扉での運用はしないのかと思っていましたが、長い時を経て自動扉の運用を再開したようです。
ちなみに東十条駅北改札口側にはトイレが設置されているので電車を利用する際は改札内のトイレの利用をお勧めします。
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