【JR東日本】藤沢駅 トイレ - 御手洗い倶楽部

【JR東日本】藤沢駅 トイレ

東海道線駅トイレ
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概要

神奈川県藤沢市

JR東海道線と小田急電鉄江ノ島線、江ノ島電鉄線が乗り入れている藤沢(ふじさわ)駅。

JR線側は東海道線から上野東京ラインを経由して宇都宮線や高崎線に乗り入れる電車の他に湘南新宿ラインを経由して高崎線に乗り入れる電車を利用することができます。

2面4線のホームと橋上駅舎を有する構造となっています。2面ある島式ホームの内、常時使用されるのは1面だけ(3、4番線ホーム)です。もう1面(1、2番線)は特急「湘南」専用ホーム(かつては前身の「湘南ライナー」専用ホーム)となっていて平日の朝夕(主に通勤、帰宅時間帯)のみ使用されます(特急「湘南」もその時間帯だけの運行)。

現駅舎は1980年に完成したものですが、現在は隣接する小田急電鉄と藤沢市により小田急藤沢駅の改良工事が予定されています。この工事の影響により今後、JR側でも改札口周りを中心に改修工事が行われる予定となっています(ただし暫く先の話)。

日中時間帯に運転される特急「踊り子号」や「サフィール踊り子号」は全列車通過しますが、平日朝夕ラッシュ時に運転される特急「湘南」、それに日中の湘南新宿ライン系統の特別快速はすべて停車します。

一日あたりの乗車人員は95,857人(2022年度)です。JR東日本の駅としても上位に位置する駅であり、隣のターミナル駅である大船駅よりも乗車人員が多くなっています。

またJR、小田急電鉄、江ノ島電鉄の3社合計の乗降人員は約39万人と湘南地域の鉄道駅としては最大の利用者を誇ります。

トイレについて

JR東日本側のトイレは2階橋上改札内にあります。

小便器
(台)
和式
(台)
洋式
(台)
ベッド系ベビーチェアオストメイトウォシュレット
男性用125×
(洋式1室)
××
多機能1
(ベビーシート)
×
(パウチ・しびん洗浄水栓)
×

トイレの規模は大きいですが、駅の利用者が多いこともあって日中も混んでたりすることがあります。特に夏場の土日祝日は江ノ島方面へ行くために小田急江ノ島線や江ノ島電鉄に乗り換える人も多いため、この時期は注意です。ただし混むのは東海道線の電車が到着した直後が中心で少し時間が経つと空く場合もあります。

小田急側や江ノ島電鉄側のトイレを紹介されている方は過去に何名かいらっしゃいましたが、JR側のトイレを紹介されている方はあまりいなかったと思います。しかしJR側には珍品といえるものがあります。

男性用トイレ

2006年頃に改修されました。それ以前のトイレも2000年代の前半頃に改修されたと思われるトイレでした。

手洗場はTOTOのL130Dが4台の設置です。

小便器はTOTOのUZ107が6台と

TOTOのUZ105Uが6台の計12台の設置です。

以前はUZ105Uが12台の設置でした。6台も交換されるということは破損とかではなく設備的な不良でも起きたのでしょうか。

大便器個室は洋式5室の設置です。

手前の3室はTOTOのC480Nが設置されています。もともと手前の3室は和式でTOTOのC755CU(だったと思う)が設置されていましたが、数年前に洋式化されました。

奥の2室はTOTOのC550SUが設置されています。

奥の2室は現トイレ竣工時から洋式でした。

一番奥の個室にはベビーチェアが設置されています。

多機能トイレ

内装は1981年の橋上化当時からほとんど変わっていないと思われます。

便器はTOTOのC480ANが設置されています。

オストメイト設備はTOTOのしびん洗浄水栓「ケアクリック」が設置されています。

【珍品】2021年4月時点では便器はINAXのC-4Kが設置されていました。

オストメイト設備はTOTOの「パウチ・しびん洗浄水栓」でした。

C-4Kは1977年〜1983年にかけて発売された車いす対応便器ですが、発売期間があまり長くないことやこの当時は現在と比べて多機能トイレの整備率は低かったこともあってかあまり見かけません(あとはTOTO製の便器のほうが採用が多かったこともあると思う)。

JR東日本では他に幕張本郷駅(千葉県)の多機能トイレにもC-4Kが設置されていましたが、nobu氏が運営されてる「千葉県トイレ局」の2015年11月7日の記事を見る限りだと改修されてしまったようです(ただし内装に関しては変わっていない模様)。

inaマークが刻印されていました(まあinaマーク時代にしか製造されていないので自然とこうなるわけですが)。

手洗場はTOTOのL103Dです。これは一度交換されていると思われます。

多機能トイレ内にはベビーシートがあります。

室内は標準的な広さです。

コメント

男女トイレに関しては一昔前のJR東日本では標準的なトイレです。しかし多機能トイレはかなり古いです。男女トイレは現駅舎竣工から少なくとも2回は改修されているのに多機能トイレに関しては約40年改修されずにいるというのがある意味凄いです。男女トイレは現トイレ竣工から15年近く経過しているのでそろそろまた改修されてもおかしくなさそうですが、その時には多機能トイレも改修されてしまうのでしょうか。

トイレ自体はきれいに管理されています。
ちなみにこの駅のトイレは電車到着直後は混みあいますのでご注意を。

改修前のトイレは…

男性用トイレ

手洗場 TOTO L250D×複数台
小便器 TOTO UZ105U×複数台+木村技研製ハイタンク×2~3台
大便器(和式) TOTO C755(CU)×3~4室
大便器(洋式) TOTO C550RU×1室

多機能トイレ

便器や内装には変化はないが扉が手動扉だった 

周辺のトイレ

駅周辺には2ヶ所公衆トイレがありましたが、南口側に関しては小田急藤沢駅改良工事の影響で2023年3月24日をもって閉鎖となりました。現在、南口側には公衆トイレがない状態です。

http://toilet-club.blog.jp/archives/9762633.html(現在は使用できません)

http://toilet-club.blog.jp/archives/9762500.html(現在も使用できます)

隣の駅

東海道線

(東京方面) 大船 ← 藤沢 → 辻堂 (小田原方面)

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