概要
埼玉県川口市
JR武蔵野線の途中駅、東川口(ひがしかわぐち)駅。埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線との乗換駅です。
1973年4月1日に武蔵野線府中本町~新松戸間開通とともにこの駅も開業しました。
1面2線のホームを有する高架駅です。改札口は1か所の設置です。
乗り場は以下の通りです。
路線 | 方面 | |
1番線 | 武蔵野線 | 南浦和・北朝霞・府中本町方面 |
2番線 | 武蔵野線 | 南越谷・新松戸・西船橋方面(一部京葉線へ直通) |
一日あたりの乗車人員は36,752人(2023年度)です。武蔵野線では乗車人員が上位に入りますが、川口市内のJR東日本の駅としては最も利用者が少ないです。
川口市の中心市街地からはかなり離れていて、駅周辺はベッドタウンとしての性格が強いです。また「東」川口を名乗っていますが、川口駅、西川口駅、川口市中心部、川口市域全体のどこから見てもこの駅は北にあたる位置にあります。
埼玉スタジアム2002で試合などがあるとこの駅は埼玉高速鉄道唯一のJR線との接続駅ということもあって非常に混雑します。
トイレについて
男女トイレは改札を入って正面の階段を上った先、M2Fにあります。多機能トイレは改札を入って左側にあります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | 温水洗浄便座 | |
男性用 | 3 | ― | 2 | × | 〇 洋式1室 | × | × |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | 〇 | 〇 汚物流し・温水非対応 | × |
男性用トイレ

手洗場はTOTOのL260Cが2台の設置です。

小便器はTOTOのUZ105Uが3台の設置です。

ハイタンクはTOTOのS409BARが1台の設置です。

大便器個室は洋式2室の設置です。
便器はTOTOのCS476P V4(ロータンク式)です。この便器が設置されているということは2015年~2017年頃の間に大便器個室は改修されたと思われます。

もう1室は簡易多機能個室になっています。便器は先ほどの個室と同じくTOTOのCS476P V4(ロータンク式)です。
簡易多機能トイレがあるのは結構なことですが、このトイレに至るまでに階段やエスカレーターを登らないといけない上にエレベーターが通じていないのであまり設置意義がなさそうな気もします。
ちなみに2010年頃に訪れたときは和洋1室ずつの設置で和式がTOTOのC755VCU+FV式、洋式がTOTOのC480S+S408BAR(ハイタンク式)でした。簡易多機能個室自体はこの時からありました。ちなみに個室の配置は大便器改修時に変更されています。

簡易多機能個室にはベビーチェアがあります。
多機能トイレ

便器はTOTOのCS140P(壁排水式)です。仮設トイレや古い集合住宅のトイレを改修した際に設置されることが多い便器ですが、こういった場所ではなかなか見かけません。以前は補高便座が設置されていましたが、いつの間にかなくなっていました。
便器自体が小さいので車いす利用者には使い難いのではないかと思います。この便器は他のJR東日本の駅で多機能トイレに使用されているのは見たことがないですし、ましてや多機能トイレがある部分はバリアフリー化工事で増築された場所なのであまり制約がないはずです。なぜこの便器が設置されたのかよくわかりません。
初めてこのトイレを見たときは多機能トイレに似つかわしくない便器が設置されていて驚いた記憶があります。
便器付近には小型手洗器(TOTO L570A)があります。
洗浄動画です。ハイタンク式なこととハイタンクから便器までの距離が長いのか面白い流れ方をします。

手洗場はTOTOのL270Cです。

オストメイト設備は汚物流し(TOTO SK35)と単水栓が設置されています。

乳幼児設備はベビーシートとベビーチェアがあります。
コメント
男性用トイレはきれいではありますが、大便器部分を除いて古さが目立ちます。多機能トイレは設備は悪くありませんが、肝心の便器が使い難そうです。
男性用トイレも多機能トイレもそろそろ改修されないかなと思うところです。
周辺のトイレ
東川口駅南口公衆トイレ

東川口駅北口公衆トイレ

【埼玉高速鉄道】東川口駅

隣の駅
武蔵野線

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