概要
埼玉県さいたま市浦和区
京浜東北線の途中駅、与野(よの)駅。
1面2線のホームと橋上駅舎を有する構造となっています。京浜東北線と線路と並走して宇都宮線・高崎線(上野東京ライン方面)と湘南新宿ラインの線路がありますが、それらにはホームが無いため全列車通過します。橋上駅舎は1960年築のようでかなり古いものとなっています。
一日あたりの乗車人員は24,127人(2022年度)です。埼玉県内の京浜東北線の駅とは最も利用者が少ないです。ちなみに周辺の駅(京浜東北線埼玉県内の他の駅)は一日あたり45,000人以上の乗車人員があります。周辺にはさいたま新都心駅(隣駅、徒歩15分程度の距離)や埼京線の与野本町駅(徒歩15分程)があったり、周辺に大型商業施設が次々と開業し、駅前の空洞化が進んでしまったことなどが利用者が少ない理由のようです。
トイレについて
トイレは改札を入って右奥にあります。
小便器 (台) | 和式 (台) | 洋式 (台) | ベッド系 | ベビーチェア | オストメイト | ウォシュレット | |
男性用 | 3 | ― | 2 | × | × | × | × |
多機能 | ― | ― | 1 | 〇 ベビーシート | 〇 | 〇 パウチ・しびん洗浄水栓 | × |
1990年代の雰囲気が漂う古そうなトイレです。昔のトイレらしく男女トイレ出入口には階段があります。周辺の駅はここ何年かで改修されて新しくなっている中でここは古いままになっています。古いながらもきれいに管理されていますし、大便器も全て洋式化されていますが。
駅の利用者が少ないためかトイレの規模も周辺の駅と比べると少し小さいです。ただし日中については比較的空いています。
男性用トイレ

手洗場はINAXのL-176ANが2台の設置です。

小便器はTOTOのUZ105Uが3台の設置です。
UZ105Uは一時期は東京23区の駅を中心に多摩地方や埼玉県南部、神奈川県や千葉県(一部)のJR東日本の駅でよく見られた小便器ですが、近年の洋式化や出入り口の段差解消による大規模改修で減少傾向にあります。

小便器の洗浄方式はハイタンク式です。ハイタンクは木村技研製のものが1台の設置です。

大便器個室は洋式2室の設置です。
手前の個室はTOTOの「壁掛大便器セット・フラッシュタンク式」CS530Pが設置されています。
こちらは2017~2018年頃に洋式化されました。
以前は和式でTOTOのC755CUかC750Cが設置されていた気がします。洗浄方式はお隣の個室と同じくハイタンク式(木村技研製)でした。

奥側の個室はTOTOのC480Sが設置されています。
こちらは初見時(2009年くらい)の時点でこの便器が設置されていましたが、もともと和式だったのではないかと思われます。

この個室の洗浄方式はハイタンク式です。こちらも木村技研製のハイタンクが設置されています。
多機能トイレ
2000年代に増設されたと思われます。2009年頃の時点では設置されていました。

便器はTOTOのCU466Pです。
小型手洗器はTOTOのL570Aです。

手洗場はTOTOのL270Dです。

多機能トイレにはベビーシート、

フィッティングボードがあります。
コメント
周辺の駅よりも利用客が少ないのでトイレも空いている印象です(少なくとも日中は)。しかし利用客が少ないためか設備も少し古めです。まあ古いだけで清掃は行われていて管理は行き届いているし、大便器はすべて洋式になっているので極端に使い難いわけではありません。ちなみに男女トイレの前には結構な段数の階段があるので足が不自由な方は必然的に多機能トイレを使用することになります。
周辺のトイレ
以下の2ヶ所にトイレがあります。
- 西口

- 東口

隣の駅
京浜東北線
(大船方面) 北浦和 ← 与野 → さいたま新都心 (大宮方面)

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