茨城県日立市
常磐線の途中駅、小木津(おぎつ)駅。
小木津駅はこの界隈では珍しく比較的早い段階(1980年代前半)で橋上駅舎化されていました。
トイレは改札内の改札階にあります。
※2010年冬時点の情報となります。
男性用トイレ
洗面所の写真を撮っていません。使用器具も忘れてしまいました。
小便器です。TOTOのUS720CS(US720CESかも)が2台です。
そういえばJR東日本ではあまりこの小便器は見かけない気がします。この小便器が発売されていた時期はまだ首都圏のJR東日本の駅では一斉洗浄方式が主流だったからだと思われますが…
最初に謝ります。写真に余計なもの(コンビニの袋)が写っています。ごめんなさい…
大便器です。和式1室と洋式1室の計2室です。
和式は木村技研のスーパーカセット便器です。洗浄は押しボタン式フラッシュバルブです。(写真の左上に写ってます)この便器との組み合わせはなかなか珍しいと思います。しかし床面に近い高さで押しボタン式フラッシュバルブは操作性がとても悪そうです。
洋式です。TOTOのCS590BM(便器)+SS590BAKL(ロータンク)です。便座はウォームレットです。
この便器もJR東日本ではここでしか見たことありません。
多機能トイレ
これまたJR東日本では採用例が少ないTOTOのCU467Pです。他社の駅では割とよく見かける便器なんですがJR東日本ではあまり見ないですね。むしろCU466Pのほうが見かけます。(主に多機能トイレで)
まだこの頃はJR東日本はニューボルテックス式の便器を導入するのが消極的だった時代です。
壁掛け式便器を採用するなら同じくTOTOのC550SUやC550RUがほとんどでした。
洗面所はTOTOのL270Dです。この他、ベビーシートがありました。
【コメント】小便器にロータンク式洋式便器となんとなくJR東日本らしくない要素があるトイレです。このトイレの竣工は多機能トイレを除いて2002~2003年くらいだと思いますが、都内の駅のトイレとは明らかに器具の選定が違います。周辺の駅ではここよりもっと後の竣工と思われるトイレが多いのでこれがこの当時のJR東日本水戸支社の標準仕様だったのかは定かではありません。
ちなみにお隣の十王駅は2004年~2005年竣工なのにも関わらず小便器はTOTOのU370でハイタンクによる洗浄でした。(大便器はC755CUとC480Sでどちらもハイタンクによる洗浄方式)
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